【89日目】
トピック 9:SAPS/4HANAでの簡易製造(6/9)
≪問題89≫
繰返生産におけるライン負荷中に、数量と能力の両方を計画する必要があるのは、どのオプションですか。
(2つ選択)
□製造バージョンの自動選択を使用してMRPを実行する。
□繰返生産でPP/DSヒューリスティックを実行する。
□計画テーブルにおいてマニュアルで計画手配を割り当てる。
□供給量割当を使用してMRPを実行する。
≪解答≫
□製造バージョンの自動選択を使用してMRPを実行する。
■繰返生産でPP/DSヒューリスティックを実行する。
■計画テーブルにおいてマニュアルで計画手配を割り当てる。
□供給量割当を使用してMRPを実行する。
≪解説≫
◆さまざまなオプションを活用することで、ライン負荷(生産ラインへの計画手配の割り当て)を計画することが可能です。これらのライン負荷オプションは、数量計画と能力計画の両方に関連するものと、数量計画のみに関連するものに分けられます。
◆数量計画および能力計画の両方に関連するもの
(1)計画テーブルを使用し、利用可能なラインに対して数量を手動で計画します。
(2)PP/DSヒューリスティックの利用。繰返生産に対してPP/DSヒューリスティックを使用する場合、数量計画、ライン負荷計画、そして能力計画を3つのステップで自動的に統合し、実行することが可能です。
◆数量計画のみに関連するもの
(1)MRP実行時に製造バージョン(生産ライン)を自動で選択することができます。複数のラインが利用可能な場合、最初に見つかったラインが割り当てられます。
(2)供給量割当を使用したMRP実行。複数の生産ラインが利用可能な場合、供給量割当を使用することで、代替ライン間で数量を配分することが可能です。