【54日目】
トピック 6:SAPS/4HANAの需要管理(5/5)
≪問題54≫
プロジェクトチームは、ディスクリート製造で戦略的な品目に対して受注生産計画方針を適用することを決定しました。この決定はどのような影響を持ちますか。
(3つ選択)
□受注生産在庫および所要量の削減が出荷/納入時に発生する。
□受注を保存するには、利用可能在庫(ATP)確認を実施する必要がある。
□個別受注在庫には保管場所MRPエリアが必要になる。
□受注参照の製造指図が生成される。
□正味所要量計算は、受注ごとに個別に実行される。
≪解答≫
■受注生産在庫および所要量の削減が出荷/納入時に発生する。
□受注を保存するには、利用可能在庫(ATP)確認を実施する必要がある。
□個別受注在庫には保管場所MRPエリアが必要になる。
■受注参照の製造指図が生成される。
■正味所要量計算は、受注ごとに個別に実行される。
≪解説≫
◆受注生産計画の特徴は以下のとおりです。
(1)正味所要量計算は受注ごとに個別に実行されます。受注間で在庫を交換することはできません。
(2)計画手配は受注を参照して登録され、個別の得意先セグメントで管理されます。受注へのこの直接参照は製造指図でも保持されます。
(3)加工費および調達費用は、決済指図またはプロジェクト内のそれぞれの受注専用に受注明細レベルで管理されます。
(4)所要量削減(受注)および受注在庫の削減は、納入時に発生します。