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意外に面倒だった、Mac環境でラズパイにNOOBS無しでRaspbianをインストールした件(ほぼ完了)

Last updated at Posted at 2017-02-12

おさらい

前回の続き。

・NOOBSなし(はあんまり関係ないけど)でSDカードにddでRaspbianインストール済み
・有線LAN or 無線LANでラズパイにssh出来る
・USBからの給電を1200mAに設定済み
・2.5インチ外付けHDD(USB給電タイプ)接続するが認識しない←イマココ

打開策1 SSDにしてみる

HDDより消費電力が低い外付けSSDを用意してUSB接続してみる。

hoge@mochi:~ $ sudo fdisk -l
:
:
Device         Boot  Start      End  Sectors  Size Id Type
/dev/mmcblk0p1        8192   137215   129024   63M  c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2      137216 30318591 30181376 14.4G 83 Linux

:
:

Device     Start        End    Sectors   Size Type
/dev/sda1   2048 1465149134 1465147087 698.7G Linux filesystem

/dev/sda1がでてきたら、無事認識しています。
本来はこの後、このSSDでセットアップを進めたかったのですが…5年前に購入し酷使していたブツのせいか、後ほどSDカードからOSをddした後のe2fsckを通らなかったため断念。

打開策2 電源周りを強化

家に転がっていた、USB給電の強まった電源タップや、給電用のUSB端子のついたUSBケーブルを使って再度HDDを接続。こいつ…動くぞ…!!

SDカードのOSをddでHDDにコピーとパーティションのリサイズ

みんな大好きddコマンドでHDDにOSをコピー。

hoge@mochi:~ $ sudo dd if=/dev/mmcblk0p2 of=/dev/sda1 bs=1m conv=noerror,sync

しばらく放置するとコピーがおわるので、e2fsckして、リサイズに備える。

hoge@mochi:~ $ sudo e2fsck /dev/sda1

で、不正ブロックを修正するか聞かれたら、yと答えておきましょう。次に、パーティションのリサイズをします。これもコマンド一発

hoge@mochi:~ $ sudo resize2fs /dev/sda1

で終わりです。

ブートパーティションを切り替える

/etc/fstabとcmdline.txtを書き換えて、ブートパーティションを切り替えます。まず前者。気をつけるのは、修正するのはdd先のHDDの/etc/fstabだという所。おあつらえ向きのマウントポイント(/mnt)があるので、そこにHDDをマウントして編集する。

hoge@mochi:~ $ sudo mount -t ext4 /dev/sda1 /mnt
hoge@mochi:~ $ sudo vim /mnt/etc/fstab

スクリーンショット 2017-02-12 15.55.08.png

/dev/mmcblk0p2

の部分を、スクリーンショットのように

/dev/sda1

に書き換える。

次はcmdline.txtだ。シェルからsudo haltあたりで、一旦ラズパイの電源を落とし、SDカードをPCにマウント(認識させる)SDカード直下に、cmdline.txtがあるので、fstab同様、/dev/mmcblk0p2となっている部分を/dev/sda1とにする。

この状態で、SDカードをラズパイに戻し電源投入後に無事起動すれば、HDDから起動してる…ハズ。

もし、無事起動しなかった場合は、cmdline.txtを/dev/mmcblk0p2に戻せば、SDカードから起動するようになる。HDDからの起動時のエラーなどは、ディスプレイ接続して確認するようにしましょう。

最後に

若干無理矢理感はあるもののHDDからのOS起動にはこぎつけました。ただ、給電をタップからではなく、iPhone付属のACアダプタ<->USB変換コネクタでの給電に切り替えたところ、やはり起動しなくなったりとこのあたりはしっかり足固めしてあげないとだめな様子。ラズパイにも、正規のACアダプタを買ってあげよう…

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