こんにちは。まゆみです。
Dockerについての記事をシリーズで書いています
前回の記事に、『docker-compose』で2つ以上の独立したContainerをお互いにコミュニケーションを取らせ、情報をやり取りさせるにはどのようにしたらいいのかを書きました。
今回の記事では、docker-compose で使う主要なコマンドをまとめていきたいと思います
前回の記事に、docker-composeを使う時の手順や、YAMLファイルの書き方などは記載していますので、今回の記事では、docker-composeのコマンドのみに焦点をあてて書いていきます
docker-composeのコマンド自体を見るコマンド
docker-composeはどんなコマンドが使えるのかな?と
docker-composeで使えるdockerのコマンドを見たい時のコマンドは
docker-compose
になります。
イメージをbuildする
docker-compose でイメージをbuildする時は
docker-compose build
になります
Docker CLIを使って、docker イメージをbuildする時には、
docker build <build context>
と、build context名が必要でしたが、docker-compose でイメージをbuildする時には、<build context>を書く必要はありません。
なぜなら、YAMLファイルに書いてあるからです。
docker-compose up
DockerCLIを使ってdockerを一つづつ実行するときは
docker run <Image ID>
でした。
Docker-composeを使って2つ以上のContainerを起動するには
docker-compose up
を用います。
docker-compose up についても、<image ID >を指定しなくても大丈夫です。
理由は、先ほどの docker-compose build と同じく、YAMLファイルに書いてあるからです。
Dockerfileを更新した後にdocker-compose upするには?
Dockerfileの内容を書き換えたあと、そのあとまた『docker-compose up』で実行すると、 古い方のDockerfileが使われて実行されてしまいます。
新しいDockerfileの内容を反映させたい時は
docker-compose up --build
で実行します
dockerをストップさせるには?
docker-compose up で起動したcontainer は
docker-compose down
でストップさせることができます
Docker CLIでは、docker stop でストップさせても、
Container自体を消すことはできませんでしたが、
docker-compose down だと、 Containerを止めてさらに消すことまでやってくれます。
まとめ
Docker CLIを使うのに慣れていたら、docker-composeのコマンドにも比較的すぐ慣れることができると思います。
今回の記事は短いですが、ここで締めくくらせていただきますね。