AWSについての記事をシリーズで書いています。
今回は第4回目になります。
前回、前々回とIAMの解説をしてきました。
そこで、AWSのサービスの一部を解説したわけですが、ではAWSにアクセスする方法はどのようなものがあるのでしょうか?
AWSのサービスにアクセスする方法は3つあります。
①パスワードとMFAを利用してコンソールにログインする
②AWS Command Line Interface(CLIと略される)を利用する
③AWS Software Developer KIT(SDK)を利用する
今回の記事では、②のCLIを使ったログイン方法を書いていこうと思います
では早速はじめていきますね。
Command Line Interface のインストール
(この記事では、Windowsを使って解説しています。Macユーザーの方も基本的に同じ手順でインストールできます。)
こちらからCLIインストールページにアクセスしてください。
上のページにいきましたら、インストーラーをダウンロードしましょう
『Next』をそのままクリックしていけば大丈夫です。
最後まできましたら、『Finish』をクリックしてください。
無事インストールできました。
ただ、ちゃんと本当にインストールされているのか確かめたいですよね。
そのような方は、コマンドラインに
『aws --version』
と打ち込みましょう
aws-cli/version名 Python....
と表示されれば大丈夫です。
アクセスキーとシークレットアクセスキーを作る
アクセスキーはユーザーネームのようなもので
シークレットアクセスキーはパスワードのようなもの
です。
CLIを使ってAWSにアクセスするときに重要となってきます。
また、アクセスキーやシークレットアクセスキーは流出しないようにしましょう。
アクセスキー・シークレットアクセスキーを作ること自体は簡単です。
IAMのダッシュボード > ユーザーから今回アクセスキー・シークレットアクセスキーを発行するユーザーを選びます。
バーに表示されているユーザー名と同じである事を確認してくださいね。
『認証情報』から『アクセスキーの作成』をクリックします
すると、アクセスキーが作成されます。
とても大事なものになりますから、.csvファイルのダウンロードと書いてあるところをクリックして、保存しておきましょう
コマンドラインでAWSにアクセスする
ではさっそくコマンドラインにうちこんでいきましょう
まず、『aws configure』と打ち込みます
すると、Access Key, Secret Access Key などを聞かれますので、先ほど作ったそれぞれのKeyを貼り付けましょう。
Default region name はあなたの住んでいるところの一番近くを指定します。
regionは、コンソール画面の一番上のバーにある、『グローバル』をクリックして調べてくださいね。
そのあと、
aws iam list-users
と打ち込むと、IAMユーザーが全て表示されます。
CLIの代替手段
コマンドラインはちょっと面倒くさい
という人には朗報(?)です。
AWS Clowdshellが代替手段として使えます。
ただ、限られたリージョンでのみ使えるので注意が必要です。
(Clowdshellが使えるリージョンについてはこちらを参考にどうぞ)
トップのバーにある赤で囲ったところをクリックすると、Clowdshellが使えます。
まとめ
今回は、CLIについてざっくり解説させていただきました。
また、次回からもAWSについて深堀していきますので、是非記事を読んでみてくださいね。