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要約

  • HHKB大好きマンが、首の凝りを解消するために、7sproを作成した
  • キーマップの紹介
  • 詰まったところの紹介
    • BLE micro proの取り付け
    • ペアリング
    • 「英数」「かな」切り替え

完成品


まず早速完成品をお見せします。

IMG_9534.jpeg

いかがでしょうか!見比べると、見た目はかなりHHKBっぽいです。
配列もほとんどHHKBを再現できたので、後ほど紹介します。

キーマップ

  • 全体的なこだわり

    • 何事も極力シンプルが好きですので、必要最低限の設定したこと
    • できるだけ余計な設定を排除したこと
    • HHKBを使っていた頃の配列を完全再現したこと
    • BMPで完全無線化したこと
  • Layer 0

    • こだわり
      • MO(1)とMO(2)
        • MO(1)を推している間は、Layer1に切り替え
        • MO(2)を推している間は、Layer2に切り替え
      • CmdとCntlの位置は入れ替え

スクリーンショット 2025-12-01 18.19.42.png

  • Layer 1
    • こだわり
      • Macro0とMacro1
        • それぞれ「英数」と「かな」を設定
      • h, j, k, lをカーソルにしたこと
        • vimを踏襲

スクリーンショット 2025-12-01 18.19.46.png

  • Layer 2
    • こだわり
      • 端末切り替えボタンをHHKBと同じ位置にしたこと
        スクリーンショット 2025-12-01 18.19.52.png

詰まったところ

BLE micro proの取り付け編

  • 事象
    • 右手側のbackspace, 「~ `」「|」らへんのキーが反応しない
  • 原因
    • コンスルー(BLEと基盤を繋ぐ部品)の固定する位置が間違っていた
  • 解決方法
    • コンスルーは、「Bat+」にかかるように取り付けるが、「Bat-」にはかからないようにした

しっかりとビルドガイドを読みましょう(自戒を込めて)。

ペアリング編

  • 事象
    • 右手側が反応しない
  • 原因
    • 不明
  • 解決方法
    • 以下をご参照ください
      • 一言で言えば、一旦ペアリングを全て解消しペアリングしました。

解決方法の詳細

# 1. USBを繋いだ状態で以下を実行
ls /dev/tty.*

# 2. screenコマンドでCLIを起動
screnn /dev/tty.usbnodemXXXXXXXXXXX

# 3. 左手側のCLIで全てのペアリングを削除
del

# 4. PCのペアリングも削除

# 5. 右手側をUSBに接続

# 6. USBを繋いだ状態で以下を実行
ls /dev/tty.*

# 7. screenコマンドでCLIを起動
screnn /dev/tty.usbnodemXXXXXXXXXXX

# 8. 右手側のCLIで全てのペアリングを削除
del

# 10. 再度左手側にCLIを起動し、advコマンドで右手をペアリング
adv

# 11. PCとペアリング

キーマップ編

  • 悩んだ点
    • 「英数」「かな」のキーがない
  • 対応方法
    • マクロを設定しました。以下をご参照ください
# 以下2つをそれぞれのキーのマクロに雪堤

# IME ON
{KC_HAEN}

# IME OFF
{KC_HANJ}

なぜ移行したのか

  • 移行した理由
    • 首凝りが限界を迎えたため
      • 通常のキーボードは、肩が丸まりやすく、ストレートネックや巻き肩の原因になる
      • 分割キーボードは、肩甲骨と肩が自然な位置でタイピングできる
    • HHKBからすんなり移行できそうな分割キーボードを見つけたため
  • 作るまでの葛藤
    • 半田付けなんて、中学以来やってない。自信ない。
    • パーツを集めたら、4万超える。HHKBより高い。
    • 自作が成功するとは、限らない。

最後に

世の中のキーボードは、1907年ごろから普及したタイプライターからほとんど形が変わっておりません。そして前述の通り、世の中のキーボードは、人間の肩幅に対して狭いことが多く、身体の負担が大きいと思います。
特に1日約8時間キーボードを触るデスクワーカーにとっては、その影響は大きくのしかかります。人生100年時代です。そろそろ現代に合わせてキーボードは進化すべきだと私は考えています!
そのためにも分割キーボードを普及させ、もっとお手軽に手に入るようになったらいいなと願っています。

皆さんも是非自分の身体に合ったキーボードを探してみてください。

それでは良いエンジニァ🐈ライフを!

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