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Alibaba Cloud OSS にカスタムドメインを設定してCloudflareと連携させてみた

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はじめに

本記事は個人ブログからの複製記事です。


Alibaba Cloud Object Storage Service(oss) は基本的にはサービス側が提供するドメイン(aliyuncs.com)で静的コンテンツなどを展開可能ですが、やはり独自のドメインで展開したいと言う場合もあると思います。

Alibaba Cloud OSS も独自のドメインを利用することが可能なので、今回はカスタムドメインを割り当てる手順をご紹介します。

また、今回は Cloudflare で管理しているドメインがあったので Cloudflare と OSS を連携してアクセスが出来ることも一緒に確認してみようと思います。

image.png

OSS の CNAME 割り当て

Alibaba Cloud DNS を使用している場合、CNAMEの割り当ては自動で行われるのですが、外部DNSを使用する場合は手動での割り当てが必要になります。

まずは、Alibaba cloud の管理コンソールから対象のバケットを選択し、パブリックエンドポイント(Access Over Internet)を確認します。
基本的にはバケット名.リージョンID.aliyuncs.comとなります。

image.png

確認したパブリックエンドポイントを Cloudflare の DNS に登録します。
image.png

今回はoss.xxx.comと言うサブドメインに対して Alibaba Cloud OSS を割り当てます。
image.png

正常にレコードが追加されます。
image.png

カスタムドメインの設定

Alibaba cloud の管理コンソールから対象のバケットを選択し 「Transmission > Domain Names」 から Bind Custom Domain Nameを選択します。

image.png

Custom Domain Name に CNAME を割り当てたドメイン名を入力します。
※Alibaba Cloud DNS で管理している場合は、事前のCNAME割り当ては不要です。

今回はoss.xxx.comというサブドメインを使用してみます。
「Submit」を選択します。

image.png

設定が完了すると以下のような画面が表示されます。
Alibaba Cloud CDN を使用する設定や、設定したカスタムドメインで HTTPS を受けるための証明書のアップロードなどが必要ですが、今回は前段に Cloudflare が居るので不要です。
※Alibaba Cloud 内で完結する場合は設定が必要になります。

image.png

Cloudflare 経由での Alibaba Cloud OSS へのアクセス

それでは設定も出来たので Cloudflare 経由で OSS のオブジェクトにアクセスしてみたいと思います。
以前作った静的ページがあるのでそれを流用してみます。

./webinar/index.htmlにあるファイルにアクセスしてみたいと思います。

image.png

カスタムドメインに割り当てたドメインでアクセスすると問題なくコンテンツが表示されました!
SSL証明書の情報を確認するとCloudflareの証明書が出てくることが確認できます。

image.png

設定も特に難しいところが無くドメインさえあれば適用できましたね!
今回は Cloudflare を使いましたので、CDN と SSL などもついてるのですが、他のDNSの場合はその辺が必要かな・・・

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