PowerShellとBatchを使って、コマンドを叩くことなく1クリックでiPerfを実行する
ユースケース
- 5Gのトラフィック性能を見せる簡易デモでiPerfを使用
- デモのセットアップが完了したら、あとは説明員さんがクリックするだけで動くようにしたい
- 社内ITの事情によりiPerfの実行端末はWindows PCしかない
- デモPCのメンテを続けるのは面倒なので、あえてPowerShell 7系を使わず、デフォルトで入っているWindows Powershell 5.1で対応
- フリーソフトのTCP Monitor Plusを使わせて頂いてトラフィックの状態をグラフィカルに表示
- PowerShellでiPerf3を実行し、そのPSスクリプトとTCP Monitorをバッチファイルからクリックで実行できるようにした
※TCP Monitor
5Gネットワークデモ構成

実行環境
- Windows10 英語版
- Windows PowerShell 5.1
- iPerf 3.1.3
iPerf3設定
- iPerf3クライアントはCPEの下に接続
- iPerf3サーバーはUPF(N6)の後ろで接続
クライアント側 ( ファイル )
ファイル名 |
用途 |
iPerf3_clnt_1.ps1 |
アップストリームのパフォーマンスチェック |
iPerf3_clnt_2.ps1 |
ダウンストリームのパフォーマンスチェック |
configClient.ps1 |
設定用ファイル(インターフェース、ポートを指定、インターバル、タイム、パラレルなどのコマンドオプションパラメータ) |
start_iPerf3_client.bat |
Windowsバッチファイル。クリックすることで2つのiPerf3クライアントとTCPモニターを起動 |
サーバー側 ( ファイル )
ファイル名 |
用途 |
iPerf3_svr_1.ps1 |
アップストリームのパフォーマンスチェック |
iPerf3_svr_2.ps1 |
ダウンストリームのパフォーマンスチェック |
configServer.ps1 |
設定用ファイル(インターフェース、ポートを指定) |
start_iPerf3_server.bat |
Windowsバッチファイル。クリックすることで2つのiPerf3サーバを起動 |
リポジトリ
今回作成したファイルは以下のリポジトリに置いてます。
MashCannu - Github