少し手間取ったので手順をメモで残します。
【追記】anyenvとツールを最近知りました。pyenvの導入が楽になるのでお勧めです。
環境
- maxOS Sierra(10.12.6)
- Homebrewがインストールされていること
pyenv-virtualenvインストール
awscliはpipでインストールしますが、デフォルトでインストールされているpythonはpipが導入されていないようです。
pyenv-virtualenvでpython環境を構築していきます。
$ brew install pyenv-virtualenv
~/.bash_profileに以下の設定を追加します。
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
if command -v pyenv 1>/dev/null 2>&1; then
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
fi
2017/10/24時点のLatestバージョンであるPython 3.6.3をインストールします。(minicondaなども同様にインストールできるようです)
$ pyenv install 3.6.3
インストールしたバージョンが利用されるようにします。
$ pyenv global 3.6.3
ここで指定したバージョンは、${HOME}/.pyenv/version
というファイルに保管されます。
なお、以下のようにした場合は、
$ pyenv local 3.6.3
実行ディレクトリ直下の.python-version
というファイルに指定したバージョンが保管されます。
このファイルがあることで、このディレクトリ配下では、そのバージョンが利用されるようになります。(私はうっかりホームディレクトリにこのファイルを作ってしまって、いくらpyenv global
で設定を変えても反映されず、しばらく悩んでしまいました)
awscliのインストール
以下のコマンドでawscliをインストールします。
私の環境では、$HOME/.local
配下にインストールされましたので、$HOME/.local/bin
にもパスを通しました。
$ pip3 install awscli --upgrade --user
$ aws --version
aws-cli/1.11.176 Python/3.6.3 Darwin/16.7.0 botocore/1.7.34
aws configure
以下でmanページが表示されます。
$ aws configure help
Profileを使い分けるには、--profile
オプションを指定するとよいでしょう。
$ aws configure --profile sls
AWS Access Key ID [None]: AKIAIOSFODNN7EXAMPLE
AWS Secret Access Key [None]: wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: table
$ cat ~/.aws/credentials
・・・(中略)
[sls]
aws_access_key_id = AKIAIOSFODNN7EXAMPLE
aws_secret_access_key = wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY