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Raspberry Pi をCLIでWiFiに接続する

Last updated at Posted at 2026-01-25

はじめに

Raspberry PiのLite版OSでCLIからWiFiに接続する設定方法を残します。

OSインストール後、SSH接続できずに手間取ったため、記録を残します。

根本の原因は国コードが設定できておらず、日本の電波を上手くキャッチできていなかったことでした。

経緯は、
Lite版OSをImagerを使ってインストールし、その際カスタマイズでSSHの有効化などの設定も行いました。
最初のラズパイ起動時からSSH接続を試すもSSH接続ができず、arp -aでネットワーク内の機器一覧を確認しましたが、ラズパイらしき接続がありませんでした。再度OS書き込みから行いましたが同じでした。
仕方なく、ディスプレイとキーボードを繋げたところ初期設定から始まったため、カスタマイズが反映されていなかったことが判明しました。

CLIでSSHやWiFiの設定を行なった内容の記録です。

raspi-configで設定

まず普通に設定できれば楽なので、sudo raspi-configでSSHの有効化とWiFi設定を行います。

sudo raspi-config

まずSSHの有効化をお行います。

初めに3 Interface Optionsを選択します。

スクリーンショット 2026-01-24 18.29.14.png

次にI1 SSHを選択します。

スクリーンショット 2026-01-24 18.32.41.png

そして、有効化するか聞かれたらyesを選択します。
スクリーンショット 2026-01-24 18.45.00.png

これでSSHの有効化は完了です。


次にWiFiの設定です。

1 System Optionsを選択します。

スクリーンショット 2026-01-24 18.28.37.png

次にS1 Wireless LANを選択します。

スクリーンショット 2026-01-24 18.50.38.png

そして、使用したいWiFiのSSIDパスワードを入力します。

ここでthere was an error runnning option S1 wireless LAN と表示された場合は次のnmtuiで設定するを試してみて下さい。

there was an error runnning option S1 wireless LAN エラーはRaspberry Pi OS(特に最新の Bookworm バージョン)でよく発生するようです。
原因は、OSのネットワーク管理システムが新しい方式に切り替わったため、古い方式を前提としている raspi-config の一部のメニューがうまく動作しなくなっているらしいです。

ここで上手くいった場合は、WiFiの設定は完了です。IPアドレスの確認を行います。

nmtuiで設定する

nmtui とは、raspi-config のようにGUIのような感覚で使えるWiFi設定のインターフェイスです。

次のコマンドを実行します。

sudo nmtui

1.Activate a connection を選択して Enter を押します。

2.Wi-Fi一覧が表示されるので、自分のSSIDを選んで Enter を押し、パスワードを入力します。 接続に成功すると、SSID の左側に星マーク * がつきます。

3.Quit を選んで Enter で終了します。

WiFi一覧が表示されない場合は、次の nmcliで設定するを試して下さい。

nmcliで設定する

raspi-config で接続できない場合は、 nmcliで設定します。
nmcli とは「Network Manager Command Line Interface」の略で、Linuxのネットワーク設定をコマンドラインから操るためのツールです。

まず、次のコマンドでWiFiチップの電源状態を確認します。

nmcli radio wifi

ここで enabled と出れば正常です。

disabled と出た場合は、次のコマンドでオンにします。

nmcli radio wifi on

設定ミスやOSの仕様で、勝手に disabled (WiFi機能がオフ)になっていることがあります。その場合、いくらパスワードを入れても「エラー」と言われ続けるので、まずここが enabled かを確認する必要があります。

また、Wi-Fiが不安定なとき、一度 off にしてから on にするのは、スマホを再起動するのと同じくらい効果的なトラブルシューティングです。

次に、デバイスが認識されているか確認します。

nmcli device

次のような表示が出ます。
スクリーンショット 2026-01-25 12.09.53.png
※写真はWiFi接続が終わった時の状態なので、少し違うはずです。

DEVICE の欄に wlan0 があり、STATEunavailabledisconnected になっているか確認します。

もし wlan0 自体が表示されない場合は、OSの書き込みが根本的に失敗しているか、電源不足でチップが動いていません。

PCなどからUSBで電源を取っている場合は、電源を変更してみて下さい。
そうでない場合は、OSインストールからやり直すことをお勧めします。

次のコマンドで周囲のWiFiを強制的にスキャンします。

nmcli device wifi list

①か②に進みます。

SSIDが表示される場合は、次のコマンドで直接接続します。

sudo nmcli device wifi connect "接続するSSID" password "接続先のパスワード"

Device 'wlan0' successfully activated と表示されたら成功です。

SSIDが表示されていない場合は、次のコマンドで国コードを設定します。

sudo raspi-config nonint do_wifi_country JP

これを実行した後、 sudo reboot で再起動してから、もう一度 nmcli device wifi list で周囲のWiFiをスキャンしてみて下さい。

それでも表示されない場合は、次のコマンドを試してみて下さい。

sudo nmcli device wifi rescan

※SSH接続後の他のWiFiを探す時にも使えます。

リストが表示されれば、sudo raspi-configsudo nmtui から設定するか、①のコマンドでWiFiに接続します。

nmcli device を実行します。
次のようにwlan0 の横が connectedになっていればWiFiへの接続完了です。
スクリーンショット 2026-01-25 12.09.53.png

IPアドレスの確認

WiFiに接続できたら、次のコマンドでIPアドレスを確認します。

hostname -I

192.168.10.105 のような数字が表示されるので、これを控えます。

PCからSSH接続

PCから次のコマンドでSSH接続を行います。

ssh <ユーザー名>@<メモしたIPアドレス>

.localで接続する場合はこちら

ssh <ユーザー名>@raspberrypi.local

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?
と表示が出れば成功です。 yes と打って、パスワードを入力したら接続できます。

WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!

と表示された場合、過去の接続履歴が邪魔をしています。

SSHはセキュリティ上、一度接続した相手の「ホストキー」をPCの中に保存します。
「住所は同じなのに、中身が違う!なりすましかもしれない!」と親切に警告してくれているだけです。

上記のエラーの場合は、次のコマンドで記録をリセットしてあげます。

ssh-keygen -R <メモしたIPアドレス>

.local の場合はこちら

ssh-keygen -R raspberrypi.local

この後もう一度、SSH接続を行うと Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?
と表示されるはずです。 yes と打って、パスワードを入力したら接続できます。

最後に

SSHについて調べる中で、WiFiの設定について学べました。
まだ知らないことが沢山あるので、これからも学んでいきたいと感じました。

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