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第 1 回 モダンワークのDXとは?

Last updated at Posted at 2021-05-28

みなさま、こんにちは!日本マイクロソフトでカスタマーサクセスマネージャーをしている澤本と申します。我々は、Microsoft 365を中心とした モダンワーク[オフィスワーカー]領域 におけるお客様のTeams利活用推進のお手伝いをしております。今回から10回の連載で、同じカスタマーサクセスの仲間達と共に『Teamsの更なる活用』についてご紹介して行きたいと考えております。

早速ですがこのコロナ渦において、皆様の職場環境に変化が訪れていると思います。
こちらは昨年の8月の発表だったのですが・・・

リコー様:2020年10月からテレワークを恒久化、本社の出社率を3割に抑える
日立製作所様:2021年4月から在宅勤務を標準とする
東芝様:製造現場を対象に週休3日制を導入し、出社の頻度を減らして感染拡大を防ぐ

この様に日本においても多くの企業様で『ニューノーマルに向けた効率的で新しい業務』が徐々に浸透してきております。このニューノーマルと言われる新しい生活環境で、私達は如何にビジネスで成果を出していけば良いのでしょうか?

こちらにその鍵となる動きをまとめてみました。

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まず、オフィスワーカーですが、テレワークを基本とし、場所にとらわれず、どこからでも業務ができることが望まれています。これを実現するために課題として、印刷やハンコなどを無くすペーパレス化の実現や固定電話、タイムカード、行き先掲示板などの事務機器をデジタルに置き換える必要が出てきます。

そして現場で業務されるフロントラインワーカー方にも、感染リスクを減らすこと、また迅速なオペレーション行うため、オフィスワーカーと同様にペーパレス化を中心とした業務のデジタル化が重要課題になっています。現場と本部をすべてデジタルでつなぐことにより、より多くの情報を共有/展開することが実現できますので、将来のトレンド分析や業務改善へ繋げることが実現できるようになります。

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オフィスワーカーにおけるDXは、大体この様な3つのステージで説明できます。

ステージ1:デジタルへ移行

オフィスワーカーのDXを推進する最初の一歩は、『人とデジタルの親和性を良くする』ことです。 これにはチェンジマネジメントと呼ばれる従業員の意識改革であったり、これまで物理的な事務機器に頼っていた業務プロセスをデジタル化することが重要となります。そして、ユーザーがデジタルに対応できるようになるとステージ2へ移行します。

ステージ2:デジタル内での統合

ステージ2では、デジタル内でのアプリの連携や統合を指しています。それぞれの業務に則したイノベイティブで効率の良いアプローチを模索し、融合させていくステージとなります。

ステージ3:データの利活用

ステージ3のデータの利活用では、更にAIによるデータの分析やIoTをはじめとする別のシステムとの統合により、効率化や新しい気づきを得て、新たなる価値創造 へと繋げてゆきます。

現在、Teamsを活用の多くのお客様はこのステージ2にいらっしゃいます。今後 Teams上でアプリの連携や統合により、業務の更なる効率化が必要となってくると考えております。こちらのブログ記事では、このように『Teams活用して如何に業務をデジタル化するか』を様々な視点から解説して行きたいと思います。

(本記事は2021年5月時点の情報に基づきます)

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