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Windows11でDockerを使用できるようにする

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Dockerとは

Dockerとはコンテナ型の仮想環境を構築するためのツールです。Dockerを使うと、開発者は面倒な環境構築や管理を行わずに、どこでもアプリケーションを構築、共有、実行、検証できるようになります。
コンテナを配布することにより、異なる場所でも同じ環境で開発や運用を行うことができます。
WindowsやMac、はたまたLinux上に仮想環境を構築しその上で開発を行います。
コンテナには、アプリケーションやフレームワーク、ベースとなるオペレーティングシステムに至るまで、コードを実行するために必要なものがすべて用意されています。

Dockerのインストール手順

今回はWindows11(23H2)にDockerをインストールしていきます
手順は以下ページを参考にしています。

Docker Desktopをインストールするシステム要件は以下のとおり

  • Windows 64ビット
  • WSL2機能
  • 4GB以上のシステムRAM
  • BIOSでハードウェア仮想化が有効になっていること

もし BIOS/UEFI で無効になっていれば、有効化が必要です。

使用しているPC

  • OS:Windows11 Pro (23H2)
  • CPU:intel core-i7 14700f
  • メモリ:32GB

1. Docker Desktopのダウンロード

公式サイトからDocker Desktopのインストーラをダウンロードします。

  • Docker Desktop for Windowsのページにアクセス
  • 「Docker Desktop for Windows - x86_64」ボタンをクリックしてインストーラをダウンロードする
  • ダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてインストールを実行
    • Dockerをインストールするコンフィグレーションのチェックを選択
    • image.png
      • 今回はHyper-VではなくWSLを使用する
      • デスクトップへのショートカットは不要なのでチェックを外す。必要な方はチェックを付けて先に進む
  • 「OK」をクリックしてインストールが実行されます。WSLが入っていない場合は自動でインストールもしてくれます
  • しばらく待つとインストールが完了します。インストールに成功すると、「Installation succeeded」(インストール成功)が表示されるはずです。
    • image.png
  • 「Close and restart」をクリックしPCの再起動を行います。消えて困るファイルや他の作業中であれば作業を終えてから再起動してください。

2.Dockerのセットアップ

再起動が終わると自動的にDockerの画面が起動します。

image.png

Dockerのサブスクリプションの同意について書かれています。
Acceptを押すとサブスクリプションサービスの同意とともにデータプロセッシングの同意とプライバシーポリシーに同意したことになります。

従業員が250人以上の企業、もしくは売り上げが1000万ドル($10million)以上の場合はサブスクリプションの支払いが必要となります。
今回は個人の仕様で、かつ商用ではないので無料で使用します。


次にDockerの設定を行います。
ここで聞かれる内容はWSL2のアップデートについてです。

Use advanced settingsを選択すると手動でアップデートを行う設定になります。
特に理由がなければ上のUse recommended settingsでよいと思います。

image.png

ここまででDocker Desktopのインストールが完了します。

この後はDockerのアカウントでログインし、Dockerを使用することができます。

最後に

以前書いたLinux(Ubuntu24.04)へのDockerインストールもご覧ください。

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