はじめに
最近個人製作(という名の遊び)でWebアプリ開発の勉強をしているのですが、その過程で自分のWindows11にPostgreSQLをインストールしました。
QiitaEngineerFesta2024 のネタになるので中身の無い記事ですが、アウトプットを兼ねて手順を記録したいと思います。
PostgreSQLとは
PostgreSQLは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。他の一般的なRDBMS(例えばMySQL)と比べ、PostgreSQLはオブジェクトリレーショナルデータベース(ORDBMS)という特徴を持っています。これにより、リレーショナルデータベースの機能に加えて、オブジェクト指向の概念を取り入れたデータ管理が可能です。
オブジェクトリレーショナルデータベース(ORDBMS)はユーザー定義型や継承、関数のオーバーロードといったオブジェクト指向の概念を扱うことができ、柔軟で複雑なデータ構造を扱うのに適しています。これにより、PostgreSQLはリレーショナルデータベースの利点を保持しながら、より高度で柔軟なデータモデルを提供します。
インストール手順
- ダウンロード: ダウンロードページからPostgreSQL 16.3を選び、Windows用のインストーラーをダウンロードします。
- インストーラーの実行: ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
-
セットアップウィザード: セットアップウィザードに従って進めます。基本的には「次へ」をクリックし続けるだけですインストールが完了しました。
- インストール先フォルダ: デフォルトのままで進めた
- コンポーネントの選択: 表示されるすべてのコンポーネントを選択したままで進めた
-
データディレクトリ: 最初から選択されている
Program Files
配下のままで進めた - パスワード設定: データベーススーパーユーザー(postgres)のパスワードを設定。後にDBを触るときに使用する。
-
ポートの指定: DBを使用するクライアントからの接続を受け付けるポート番号の指定。デフォルトで
5432
となっていたのでそのままでインストールを進める。他ソフトやアプリ(旧VerのPostgreSQLなど)でポートが使用されている場合は変更したほうが良いかも -
ロケールの設定: ロケール(ユーザーインターフェイス用の言語別または国別の基本設定のセット)はDefaultかJapanを指定しようとしたが、日本語にすると処理が遅くなるようなので
C
を選択
- インストールの完了: インストールサマリーを確認しNextをクリックするとインストールが実施され無事完了しました。
環境設定の追加
インストールが完了するとすべてのアプリ
の中にPostgres16
が追加されていると思います。
すべてのアプリ |
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![]() |
この中でSQL Shell(psql)
をクリックしてコマンドラインを呼び出しDBの操作をすることができますが、PowerShell等でも使用できるようにするため環境変数にPostgreSQLを追加します。
環境変数名の編集 |
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![]() |
インストール後の確認方法
インストールが確認できたのでpsql
コマンドでサーバーの確認をしましょう。
簡単なクエリの実行
新しいデータベースに接続し、簡単なSQLクエリを実行して動作を確認します。
psql -U postgres
postgres=# \list
と入力するとデータベース一覧が表示されると思います。