🌱 はじめに
こんにちは、マリーです。
私は2025年1月にWebエンジニアとしてキャリアをスタートし、現在はバックエンド・フロントエンド両方に携わっています。
AWS認定資格を通じて、クラウド基盤だけでなく、機械学習やAIの分野にも幅広く対応できる知識を身につけたいと考えています。
以下取得済の資格:
- AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)
- AWS Certified AI Practitioner(AIF)
- AWS Certified Developer Associate(DVA)
- AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA)
- AWS Certified SysOps Administrator Associate(SOA)
- AWS Certified Data Engineer Associate(DEA)
- AWS Certified Machine Learning Engineer Associate(MLA)
- AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS)
今回は、AI初心者でも挑戦しやすい入門資格である「AWS Certified AI Practitioner(AIF)」の合格体験をまとめました。
AIFとは?
内容 | 詳細 |
---|---|
試験時間 | 90分 |
問題数 | 約65問 |
合格ライン | 1000点満点中700点以上 |
受験形式 | オンラインまたはテストセンター |
出題範囲 | 機械学習の基本概念、MLOps、SageMaker、LLM、AI責任、データ前処理など |
AIやMLの実装よりも「概念・ユースケース・責任あるAI」にフォーカスした内容が中心です。
使用教材と学習方法
✅ 学習期間
- 約1週間(週末で集中し、平日は2時間程の学習時間を確保する様に心がけました)
✅ 使用教材
材料 | 感想・おすすめ度 |
---|---|
Cloud License 問題集(AIF専用) | ★★★★★:現状、問題数はそこまで多くないが、試験範囲を網羅しており、解説も丁寧。AI初心者でも理解しやすかったです。 |
公式ドキュメント(SageMaker概要や責任あるAI) | ★★★☆☆:補足資料として必要に応じて確認しました。時間に余裕がある方におすすめです。 |
Cloud License の問題を解きながら、初めて知る用語(についてはその都度調べて、簡単にメモしておきました。
学習の進め方
-
Cloud Licenseの全問題を解く(セクション1〜22)
→ 難しい問題は少なく、他のAWS資格と比べて比較的テンポよく進められました。 -
用語やユースケースは都度調べて理解を深める
→ SageMakerの構成や、教師あり vs 教師なし学習などは、図解も見ながら整理。基本的にCloud Licenseの解説を熟読する流れで問題ないと思います。 -
模試モードで総仕上げ → 間違い箇所を復習
→ 本番前に2回模試を回し、9割前後の正答率になったタイミングで受験しました。
試験当日の様子
- 受験形式:テストセンター受験
- 所要時間:約30分で終了 → 10分程フラグを立てた問題を見直し退出
- スコア:885点
出題傾向(体感):
- SageMakerの基本構成とユースケース(Notebook Instance、Endpointなど)
- 教師あり学習 / 教師なし学習 / 強化学習の違い
- 責任あるAIに関する問題(公平性、説明可能性、プライバシーなど)
- データ準備やバイアス除去の基本的な考え方
- 大規模言語モデル(LLM)と生成AIの特徴
これからAIFを受ける方へ
AIFはAWSの中でもAI/MLの「導入理解」レベルに位置する資格です。
ハンズオン経験がなくても、概念と構成をしっかり押さえておけば十分合格が狙えます。
Cloud Licenseの模試は内容・難易度ともに本番に近いため、これを軸に進めるのが効率的です。
また、責任あるAIやLLMなど比較的新しい話題にも触れるので、時事的な内容にもアンテナを張っておくと有利です!
この記事が、これからAIFを受験される方の参考になれば嬉しいです。
他のAWS資格の体験記も公開中ですので、よければあわせてご覧ください!