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JetPackのUbuntuを20.04にアップしてみる

Last updated at Posted at 2022-07-19

#目次
1.はじめに
2.Ubuntuをアップグレード
3.アップグレードしたJetPack
4.おわりに

1. はじめに

  • ただの社内対策。〇〇の権威や指示への備え(/・ω・)/
    • アドリブ用ってことですね。
    • ROS2 FoxyがUbuntu20.04でないとサポートされない。

要注意

  • 後述の参照元でも述べていますが、Nvidia及び記事作成元含め、非サポートです。
    • どんな選択をしても20.04LTSになったあとに依存関係のエラーが出る模様…
    • 公式ではJetPack(18.04ベース)はDockerで20.04のイメージでROS2を動かしてますね。

インフォメーション

  • JetPack5.0.1DPがUbuntu20.04ベースになっています。
  • 旧プラットフォームのXavier nxやAGX Xavierでも可能です。

環境(いけにえ)

  • Jetson AGX Xavier
  • JetPack4.6.1

参考
私の場合はシンボリックを張り替えていたので、これを直すのに手間取りました。
オリジナル環境で進める事を強く推奨します。

2. Ubuntuをアップグレード

参照元

オリジナルサイトではNanoを使用していますが、今回はAGX Xavierを使用します。

注意
オリジナル手順では最初にchromium-browserをパージしています。
これをすっ飛ばしたばかりに後々祟りが起きます。

  1. (chromiumの削除)--オリジナルサイトをご覧ください
 sudo apt-get remove --purge chromium-browser chromium-browser-l10n

 #(以下略)私はこの手順を踏んでいなかったので・・・ 

  • release-upgradesの編集

sudo vi /etc/update-manager/release-upgrades

  • prompt=normal と書き換え保存します。
prompt=normal

  • 編集後に以下の通り実行
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
sudo reboot
  •  いよいよアップグレード

リブート後にいよいよ書き換えに入ります。
記事ではJetson Nanoですが、AGX Xavierでも2時間近くかかります。
Nanoだったらどれぐらいかかったんだろう・・・

 sudo do-release-upgrade
  

書き換えの途中で何度かY/Nと聞かれますが、本家の様に22まで上げる話は
でませんでした。

  • また、途中で20.04になっているような様子もうかがえます。
    20ninatta.jpg

3. アップグレードしたJetPack

書き換え完了後、リブートをすると!

Screenshot from 2022-07-15 10-48-00.png

なんか間延びした変なマーク
その他、アップグレー途中にインストールされたアプリやデスクトップ入り乱れてます。



sudo vi /etc/update-manager/release-upgrades

  • prompt=normal を元に戻します(必須)
prompt=never

  • 当初はsystem settingが起動しないのをを始め、 apt updateでエラーが複数出てきました。
  • 冒頭の記載の通り、chromiumをはじめ、OpenCVのライブラリのエラーがどっさり
    • またsystem-settingメニューが起動しなくなっていました。
      さようならchromium
sudo apt install -f  20.04 remove
sudo apt purge chromiumm-*
reboot

1.ソフトウェアアップデータ(CUI)
/etc/apt/sources.list.d/ フォルダのエラーの元になっている、
アクセスできないリポジトリを削除していきます。
これだけでも大分エラーが減ります。

2.ソフトウェアアップデータ(GUI)

  • こちらで公認?のリポジトリにチェックを入れていきます。
    18.04などにチェックがあればはずします。

参考画像(日本語版ですが‥)

software_check.png
Ubuntuのソフトウェアのチェックでsource codeのチェックが外れていたら
入れておきます

余談
ブラウザ、Firefox入っていますね。

  • いちおうリブートして設定画面をクリック

    • うーん何と言っていいのやら
      Screenshot from 2022-07-15 18-56-28.png
  • 最後まで残ったlibopencvたちは以下でなんとか解決

sudo apt autoremove
sudo apt clean
reboot

sudo apt --fix-broken install -o Dpkg::Options::="--force-overwrite"

これでようやくaptパッケージが入るようになりました

4. おわりに

  • 無事にcurlも入る様になり、ROS,ROS2のセットアップまでできました。
    と、いうことで担当の方にお返しします。

  • 試される方はほとんどいないと思われますが、
    素でROS2 Foxyを入れたいという方向けです。

  • 個人的にはDockerになじめず、AnacondaでPython使い分けですが、記事では分からない苦労を考えると公式の手順なんでしょうね・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

余談2
よくよく見てみるとJetPack5.0.1DPがUbuntu20.04ベースになっていました。このインストールをしたせいか!?、5.0.1DPのFlash段階でコケて奮闘中(2022年8月2日現在)

おまけ(2023追加

需要があるのかイマイチ判断がつかないのですが、ぽつぽつみられているようなので、
役経つか分からない情報追加します

CLI(WSLベースSDK ManagerとXavier(新しいのは社内の”プロ”がいじっている)

屏幕截图 2022-07-30 23.20.33.png

  • CLI でSDK Managerを動かしてしまう
  • Ubuntuとはいえ、WSL上ではUSBが結構バシバシ切られるので、気合でアクセス監視

屏幕截图 2022-07-28 20.16.35.png

屏幕截图 2022-07-29 12.37.18.png

普通にGUI版使った方がいいです。
くれぐれもカーネルが(Xavier)どうしたこうしたではないとおもうと独り言

お粗末様です。

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