はじめに
今回は備品のHololensを使って開発をしてみたので、そのフィードバックです。
記事一回全部消えて書き直しになってます…保存大事。
開発環境
- Windows10
- WindowsSDK
- Unity2018.4.17f1
- VisualStudio2019
- MRTK
- Hololens本体
この開発環境を作ります。
OS
OSはWindowsのみです。
私は普段Macを使っていますが、今回はwinを使いました。
Macしかない場合は仮想環境でもできるという記事を見かけたので、仮想環境を組んでください。
WindowsSDK
SDKはMicrosoftのDLページでDLしてください。
Unity
Unityは2018.4.17f1を使いました。
過去のバージョンのUnityのDLページからDLしてください。
VisualStudio
VisualStudioは2019をDLしてください。
MRTK
MRTKはUnityにインポートするHololens開発用のパッケージです。
MRTKはGitHubからDLできます。
MRKTのReadmeが開発する上でわかりやすいので一読をお勧めします。
パッケージのDLはリリースページでDLしてください
オプションはいらないです。
Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Foundation.2.3.0.unitypackage
のみDLしてください
以上が開発に必要な物です。全てDLして揃ったら次に進みます。
Unityで開発
Unityでプロジェクトを3Dで作成します。
そしてHierarchyのMain Cameraを削除します。
Assets > Import Package > Custom package
から先ほどDLしたMRKTパッケージをパッケージを開きます。
Importを押して、パッケージをインポートします。
importが終わるとMRKTのConfiguratorが開きます。
Applyを押します。
Edit > Project Settings
からPlayerのConfigurationのScripting BackendをILCPPにします。
次に、Mixed Reality ToolkitのタブからAdd to Scene and Configureを選択します。
これで事前の準備は完了です。
Scene画面にBlenderなどで作ったモデルなど、好きなオブジェクトを配置します。
モデルがない場合は3DObjectからcubeなどをおきましょう。
これでいいなと思ったらビルドに移ります。
ビルド
ここからHololens向けにビルドします。
File > Build Settingsを開きます。
Add Opeen ScenesでSceneを追加します。
Universal Windows Platformを選択して、画像のように設定します。
設定ができたら下のSwitch Platfrmを押します。
ここまでのBuild設定ができたら適当な場所(デスクトップ等)に書き出し用のファイルを作ってそのファイルにビルドします。
ビルドができたら書き出されたファイルを次はVisualStudioで開いていよいよHololensに作ったプロジェクトをインストールします。
VisualStudioで設定
VisualStudioでの設定の前に一つだけやっておくべきことがあります。
それは、Windowsの開発者モードへの切り替えです。
設定画面を開いて更新とセキュリティの開発者向けの項目から開発者モードにしておいてください。
Hololensも同じように開発者モードにしておきます。
開発者モードへの切り替えができたら、先ほどBuildしたファイルの中の.slnファイルをVisualStudio2019で開きましょう。
開いたら、設定を Release ×86 Divice に切り替えて、HololensとWindowsをUSB接続します。
WindowsにHololensが接続されたことが確認できたら、デバッグ > デバッグなしで開始 を押します。
ビルドが終わったらPinの入力を求められるかと思います。
PinはHololensの設定画面>更新とセキュリティ>開発者向けの画面のDevice discoveryという項目からPairをタップすると見れます
pinを入力するとHololensとWindowsがペアリングされ、Hololensにビルドされます。
完了するとUnityの画面が表示されて、自分が作成したUnityのSceneが表示されます。
無事にキャラクターが表示されました。
まとめ
いろいろな記事を見たけど、それぞれがいろんな環境でやっていて、戸惑った。(Unity2017を使った開発の記事など)
Windowsの操作に慣れていなかった部分があった(普段mac)。
Unityでのビルド設定、VisualStudioでのリリース設定と、二段階になっていて少しややこしい部分があった。
最終的にしっかり動いてくれたからヨシ!