【モダン Excel】Power Query について
Power Query は、Excel に搭載されているデータ処理ツールです。ITの専門知識がなくても、簡単にデータの取り込みや加工ができます。
Power Query とは
Power Query は、データの取り込みと変換を簡単に行うためのツールです。Excel 2013 で初めて導入され、Excel 2016 以降では標準機能として組み込まれています。
データの取り込み
様々なソース (Excel、CSV、各種データベース、SharePoint リスト など) からデータを取り込むことができます。データが更新された際には、手間をかけずに集計を更新することが可能です。
簡単操作
マウス操作だけで使えるので、プログラミングの知識は不要です。データのフィルタリング、並べ替え、結合、ピボットなどの操作を直感的に行えます。
データの変換
データの前処理やクリーニングを行い、分析に適した形に整えます。
自動化
データ処理を自動化できるので、手作業の手間を大幅に減らせます。一度設定したクエリを保存し、繰り返し使用することができます。
従来の手法との違い
SUM 関数などの Excel 関数の処理対象が セル なのに対して、Power Query は データ丸ごと が処理対象になります。
Power Query の利点
- データ処理の自動化により、作業時間を短縮できます。
- データの一貫性と正確性を保てます。
- Power Query では元データは読み取るだけで、変更することは無いので、元データを破壊する心配が無いです。
- 大量のデータを高速に処理します。
- Excel の他の機能 (ピボットテーブルなど) と連携して使えます。
- Power BI でも同様の Power Query が利用できます。
具体的な使用方法
Power Query を利用した処理は、大きく分けて3つのステップになっています。
1. データ取得
使用するデータを取得します。
- 「データの取得」から、取り込みたいデータソース (Excel、CSV、DB 等) を選択します。
2. データ加工
文字列の加工や計算、データの結合 (VLOOKUPのような操作) を簡単に行えます。
- データのフィルタリング、並べ替え、結合、ピボットなどの操作を行います。
- 不要な列を削除したり、必要な列を追加したりします。
- データの型を変更したり、計算列を追加することもできます。
3. データ出力
加工したデータを、Excel シート内に表示します。
- 変換が完了したら、「閉じて読み込む」をクリックして、変換後のデータを Excel シートに戻します。
- クエリは保存され、次回以降も同じ手順でデータを更新できます。
- テーブル、ピボットテーブル、グラフなど従来の表示方法を活用できます。Power Pivot との併用も可能。