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Grok Botっぽい? Hermes Desktop Bot Modeを使ってみた!

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Last updated at Posted at 2026-08-24

Grok Bot の発表を見て、役割を持った複数のAIを同じ場所で呼び分けられる仕組みを探していました。その調査の流れで、手元のHermes Desktopにある BOTS とグループチャットを使い、Bot名・alias・ユーザー・全体宛てメンションが送信済みメッセージでどう表示されるかを確認しました。

実際に試すと、新しいBotの追加ではエラーが出ました。ただ、既存Botを使ったグループチャットでは、認識されたメンションが送信後も色付きで表示されます。

先に結論

確認項目 結果 根拠
Bot作成画面 unknown method: profiles.create が発生 実機スクリーンショットで確認
既存Botの選択 可能 BOTS一覧で確認
Bot同士のグループチャット 作成可能 2つのBotを選んで確認
@ の候補表示 @everyone、@all、@hermes-bot、@bot-mode を確認 候補メニューを撮影
送信済みメッセージの表示 認識済みメンションが色付きになる 実機の送信後画面で確認
未知の@語・メールアドレス 通常のテキストとして扱う メンション解決ルールに基づく仕様

今回の実機では新規Botの作成APIが使えなかったため、ハイライト表示の検証には既存の Bot Mode実機検証 と Hermes調査・批評Bot を使いました。これはBot Modeの追加プラグイン不足を示すエラーではありません。profiles.create が利用できるDesktopとバックエンドの組み合わせでは、作成結果が異なる可能性があります。

調査のきっかけ

2026年8月、xAIはGrok BotのEarly betaを発表し、8月21日には対象プランを広げました。公式発表 と 対象プラン拡大のお知らせ を読んで、今回の調査を始めました。

Botに役割を持たせて仕事を分担させる使い方を探していたところ、次の投稿を見つけました。

https://x.com/pkm_tk111/status/2091397325726085627?s=46

この流れでHermes DesktopのBot Modeを試しました。Botを呼べるかだけでなく、送信後のメンションが画面上で見分けられるかも確認しました。この表示改善のきっかけになったのが、Hermes Agentの Issue #91359 です。

検証環境と前提

項目 内容
対象 Windows版のHermes Desktop展開版
起動ファイル apps/desktop/release/win-unpacked/Hermes.exe
操作範囲 Bot作成画面、BOTS一覧、Bot同士のグループチャット、@候補、送信済み表示
追加プラグイン Bot Modeの操作には不要
証拠 実機で撮影した10枚のスクリーンショット
履歴 撮影用のセッションとグループは撮影後に削除し、DesktopのSESSIONSを空に戻した

この検証で変えていないもの

ハイライトは表示だけの変更です。メッセージのraw text、Botへのルーティング、保存データ、コピー内容、同期処理は対象にしていません。

実機での手順

1. Hermes Desktopを起動する

配布フォルダーから Hermes.exe をダブルクリックします。PowerShellやGitを使わずに確認できます。起動したら、左上の BOTS が選ばれていることを確認します。

Hermes Desktopを起動し、BOTS一覧を表示した画面

画面左下の + New Agent を押します。

2. New Agentを開く

画面左下の + New Agent をクリックすると、中央にNew Agentダイアログが開きます。アバターはそのままで進めます。

New Agentダイアログを開いた画面

入力する項目は次の3つです。

  • Name:Botの識別名
  • Title:画面に表示する名前
  • Description:Botの担当内容

3. Botの入力例を入れる

次の値を入力します。用途に合わせて文字列は変更できます。

欄 入力例 役割
Name 初心者向けBot Botの識別名
Title はじめてのBot 画面に表示する名前
Description 初心者向けにBot Modeの使い方を説明するBotです。 Botの担当内容

Name・Title・Descriptionを入力したNew Agent画面

入力できたら、右下の Create Agent を押します。

4. Create Agentの結果を確認する

今回のローカル実機では、次のエラーが表示されました。

Create Agentを押したあとに表示された実機エラー

unknown method: profiles.create

観測できた事実は、profiles.create の呼び出しが unknown method で失敗したことです。入力内容が原因だと断定できる材料はありません。この検証では、起動中のDesktopとバックエンドのどちらがAPIを提供していないかまでは特定していません。Create Agentを何度も押し直すより、Desktopとバックエンドの更新状態を確認するのが先です。

5. BOTS一覧から既存Botを選ぶ

作成に成功した環境では、追加されたBotを左側のBOTS一覧から探します。今回の実機では、一覧にあった Bot Mode実機検証 を使いました。

Hermes DesktopのBOTS一覧

Bot名の下に表示される @ から始まる識別名も確認できます。

6. Bot同士のグループチャットを開く

上部の New agent or group chat から New Group Chat を選び、次の2つを追加します。

  1. Hermes調査・批評Bot
  2. Bot Mode実機検証

個別チャットでBotに話しかけるだけなら、グループ作成は不要です。今回は複数Botへのメンション表示を確認するため、空のグループチャットを使いました。

Bot Mode実機検証を含む新しいグループチャット

7. 入力欄で@を入力する

画面下の入力欄をクリックし、半角の @ を1文字入力します。候補一覧から、呼びたい宛先を選びます。

入力欄に@を入力して候補一覧を表示した画面

実機では次の候補が表示されました。

  • @everyone:グループ内の全Bot
  • @all:グループ内の全Bot
  • @hermes-bot:Hermes調査・批評Bot
  • @bot-mode:Bot Mode実機検証

8. @bot-modeを選び、依頼文を書く

候補一覧の @bot-mode をクリックします。aliasが入力欄に入ったら、半角スペースを1つ空けて依頼文を書きます。

@bot-mode 初心者向けにBot Modeを一文で説明して。

Bot Modeの候補を選び、依頼文を入力した送信前の画面

送信前に、先頭が @bot-mode で、その後ろに依頼文があることを確認します。

9. 送信する

入力欄の右端にある丸い 送信 ボタンをクリックします。入力欄が空に戻り、メッセージがチャットに追加されます。

Botメンションを送信した直後の画面

今回の実機では、送信したメッセージの下に hermes-bot-mode-test is thinking… と表示されました。返事を待っている間も、送信済みメッセージが表示されていれば送信操作は完了しています。

10. 送信済みメッセージのハイライトを見る

Bot同士のグループチャットでは、認識されたBot名やaliasが送信済みメッセージの中で色付き表示になります。

Bot同士のグループチャットでメンションがハイライトされた画面

この画面では、@everyone、@all、@hermes-bot、@bot-mode がハイライトされています。表示だけが変わり、本文、ルーティング、保存、コピー、同期の内容は変わりません。

メンションの表示ルール

送信後に色が付くのは、次の入力です。

入力例 扱い
@guide-demo 認識済みBotのNameとしてハイライト
@bot-mode 認識済みBotのaliasとしてハイライト
@hermes-bot-mode-test source-qualifiedなBot名としてハイライト
@user ユーザーへのメンションとしてハイライト
@everyone / @all グループ全体へのメンションとしてハイライト
@reviewer-mac-mini 接続先を含むBot名としてハイライト
@unknown 通常のテキスト
user@example.com 通常のテキスト
https://example.com/@guide-demo URL内の文字列なので通常のテキスト
@name:matrix.example 認識対象外なら通常のテキスト

@ が付いているだけではハイライトされません。Hermesが認識しているBot名、alias、ユーザー、全体宛てキーワードだけが対象です。

つまずいたとき

Create Agentでunknown method: profiles.createが出る

今回の実機で再現したエラーです。入力をやり直す前に、Desktopとバックエンドが同じ更新状態か確認してください。Bot Modeの追加プラグインを入れる手順ではありません。根本原因を調べる場合は、DesktopのログとバックエンドのAPI公開状況を確認します。

@ を入力してもBot候補が出ない

  1. 左側のBOTS一覧に対象Botが表示されているか確認する
  2. Bot名をスペースなしで入力する
  3. 候補が表示された行をクリックして選ぶ
  4. それでも出なければ、BotのNameやaliasが一覧と同じか確認する

@unknownやメールアドレスが色付けされない

正常です。未知の@語やメールアドレスは、通常のテキストとして表示されます。

追加プラグインは必要?

Bot Modeの操作に追加プラグインは不要です。今回使った stop-slop は記事の文章を整えるための補助で、Hermes DesktopのBot機能を有効にするものではありません。

開発者向け:Desktopを作り直す

ソースから展開版を作る場合は、リポジトリのルートで次を実行します。

cd <リポジトリのルート>\apps\desktop
npm run pack

完成した展開版は、次のフォルダーに出力されます。

<リポジトリのルート>\apps\desktop\release\win-unpacked\

その中の Hermes.exe を起動します。今回の確認対象は、ローカルの展開版と静的HTMLプレビューです。Docusaurus本体のビルドは実行していません。

まとめ

Hermes DesktopのBot Modeでは、認識済みのBot名・alias・ユーザー・@everyone / @all を送信済みメッセージ上で見分けられます。未知の@語やメールアドレスは通常のテキストとして残ります。

今回のローカル環境では新規Bot作成APIのエラーを確認しました。一方、既存Botの選択、グループチャット、@候補の表示、送信後のハイライトは実機で確認できています。

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