Bluemix のサービスを利用して、Bluemix Infrastructure の ベアメタルや他のサーバーを一元監視する方法についてのメモです。 実施したい事のイメージは次の様なものです。
New Relic のサービス利用
New Relic は Bluemix のカタログに登録されている サードパーティのサービスです。これは、Bluemix のアカウントがあれば、Bluemix からオーダーして利用資格を取得し、請求関係はIBMから一括で実施されるというビジネスモデルのサービスです。 New Relic とは? という部分は New RelicでBluemixをモニタリングしてみた を参照してください。
Bluemix のポータル https://console.ng.bluemix.net/ にログインして、カタログの中から、New Relic を探してクリックすると、次の様な画面が表示されます。 このサービスの説明だけを見ると、違うと思って、次へっとなるのですが、なんか大人の事情もあるかもしれません。このサービスで、他社も含めてサーバーの監視を実現する事ができます。 しかも、無料から始められるので、すぐに評価を開始できます。
サービスの選択
サービス利用のための一連の画面を進んだ後に、次の様な画面が表示されます。 ここで次の画面が出るので INFRASTRUCTURE を選択して、次の画面に進みます。
そして、次の画面の一番上のラインのメニューで、SERVERS を選択します。
Linux と Windows が選択でき、Linux のディストリビューションごとに、インストール方法が案内されているので、Bluemix Infrastructure のベアメタル・サーバーにログインして、エージェントをイントールします。
以下に、CentOS6.9 ベアメタルでの導入例を紹介します。
- New Relic のリポジトリを追加します。
[root@server1 ~]# rpm -Uvh https://download.newrelic.com/pub/newrelic/el5/i386/newrelic-repo-5-3.noarch.rpm
- 監視のエージェントをインストールします。
[root@server1 ~]# yum install newrelic-sysmond
- ライセンスキーをインストールします。 このラインセンスキーは、Bluemix からログインしていくことで、ウェブ画面に表示されます。
[root@server1 ~]# nrsysmond-config --set license_key=****************************************
- エージェントを起動します。
[root@server1 ~]# /etc/init.d/newrelic-sysmond start
Starting newrelic-sysmond: [ OK ]
タイムゾーンの設定
グラフの時間軸の表示が、US時刻になっているので、日本時間に変更します。 画面右上のアイコンをクリックしてメニューを表示します。 ここで、Account Settings にタイムゾーンの機能があります。
アカウント設定画面の下の方で、Host Usage Report の部分で、Tokyo を指定することで、グラフやイベントの時間が日本時間表示に切り替われいます。
アラート通知設定
次のスクリーンショットのAlertから、閾値超え時のアラート設定ができる様になっています。
まとめ
簡単に使い始められて、Bluemix だけでなく、他社クラウドを含めて利用できる点で、表示便利と思います。