Java Silverを勉強する中で、ただ参考書を見ているだけだとつまらなかったので、アウトプットととして備忘録を投稿しています。

Javaの特徴

①Write Once, Run Anywhere (一度書けばどこでも動く)

Javaで作ったプログラムはOSとの間に依存関係がなく、どのOSでも動きます。

②ガベージコレクションによる自動的なメモリ管理

ガベージコレクションは使わなくなったメモリを自動的に開放してくれる機能です。この機能により、メモリリークの発生を回避できます。
メモリリークとは、プログラムで使い終わったメモリが適切に開放されないことで、時間とともにメモリが不足していく現象です。

③オブジェクト指向

Javaはオブジェクト指向という考え方を実現できるようになっており、プログラムの再利用や拡張をオブジェクト単位で効率良く行えます。

コンパイルと実行

コンパイル

1. ソースコードの作成

まず、Javaプログラムのソースコードを記述します。ソースコードは、「.java」という拡張子のテキストファイルに保存されます。

HelloWorld.java

public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

2.Javaコンパイラを使ってコンパイル

「javac」コマンドを使用して、Javaソースコードをコンパイルします。これにより、Javaバイトコードが含まれる「.class」ファイルが生成されます。

javac HelloWorld.java

成功すると、HelloWorld.classというバイトコードファイルが生成されます。

実行

3.Java仮想マシン（JVM）を使って実行

「java」コマンドを使用して、生成されたバイトコードをJava仮想マシン（JVM）上で実行します。

java HelloWorld

これにより、以下のような出力がされます。

Hello, World!

ソースコード

ソースコードはプログラムの設計や動作を記述するためのテキストで、プログラミング言語を使用して書かれます。ソースコードは、プログラムの開発、デバッグ、メンテナンスの基本です。

Javaソースコードの基本構造

1.クラス宣言

Javaでは、すべてのコードはクラスの中に含まれます。クラスは、データ（フィールド）とそのデータを操作するメソッドを持つ設計図です。

HelloWorld.java

public class HelloWorld {
    // フィールド
    private String message;

    // コンストラクタ
    public HelloWorld(String message) {
        this.message = message;
    }

    // メソッド
    public void printMessage() {
        System.out.println(message);
    }

    // メインメソッド
    public static void main(String[] args) {
        HelloWorld hello = new HelloWorld("Hello, World!");
        hello.printMessage();
    }
}

2.フィールド

クラスのインスタンス変数（属性）です。データを保持します。

private String message;

3.コンストラクタ

クラスの新しいインスタンスを初期化するための特別なメソッドです。クラス名と同じ名前を持ち、戻り値を持ちません。

public HelloWorld(String message) {
    this.message = message;
}

4.メソッド

クラスの操作や機能を定義します。メソッドにはアクセス修飾子（public, privateなど）、戻り値の型、メソッド名、引数リスト、メソッドボディが含まれます。

public void printMessage() {
    System.out.println(message);
}

5.メインメソッド

Javaアプリケーションのエントリーポイントです。プログラムの実行が開始される場所です。

public static void main(String[] args) {
    HelloWorld hello = new HelloWorld("Hello, World!");
    hello.printMessage();
}

ソースコードの他の要素

1.パッケージ宣言

クラスをグループ化するための名前空間を定義します。パッケージ宣言はソースファイルの最初に記述されます。

package com.example;

2.インポート宣言

他のパッケージのクラスやインターフェースを使用するために必要です。

import java.util.List;

3.コメント

ソースコードに説明やメモを追加するために使用されます。

// シングルラインコメント
/* マルチラインコメント */
/**
 * ドキュメンテーションコメント
 * このクラスはHelloWorldアプリケーションを表します。
 */

※ChatGPTに聞きながら記事は作成しています。

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[備忘録その２] Java Silver ～Javaプログラミング基礎～