Python3エンジニア認定基礎試験に合格した話
はじめに
先日『Python3エンジニア認定基礎試験』を受験し、無事合格しました。
受験した動機については、Pythonの基礎勉強が概ね終わり、Djangoや各種ライブラリの勉強を本格的に始めていく前に、体系的な要素を忘れないうちに資格を先に取っちゃおう!と思ったからです。
結果は以下の通りでした。
準備は十分に行い満点を取るつもりでしたが、対策していない問題が多く、お恥ずかしながら案外分からない問題が所々ある状態でした(笑)
点数:800/1000(合格評価点:700)
準備期間:約2週間弱
教材:Pythonチュートリアル(書籍)、Dive Into Code
学習方法
僕の学習方法は、主に以下の方法で進めました。
- Pythonチュートリアルで書籍学習(1週間程度)
- 『Dive Into Code』で試験対策(2~3日)
書籍学習については、本に書いてある項目をひたすらVSCode上で実際に書いてみて、動作を確認しながら仕組みを理解しました。他言語の経験、特にオブジェクト指向系言語を理解されている方なら、特に詰まることなく学ぶことが出来るんじゃないかと思います。
プログラム言語未経験者の方が解説無しで勉強するのはかなり大変だと思いますので、書籍よりも Udemy や YouTube の初心者向け講座などでやった方が堅実そう?
文法の体系的な学習が出来たら、あとは『Dive Into Code』で2~3週くらい模擬試験を解き、不正解の問題が無くなるまでやれば誰でもほぼほぼ受かる状態までは持っていけます。
https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/
所感
結論から言うと、 受験して良かった です。
『資格勉強は意味がない』『取っても大して評価されない』等の意見が世間では多く、プログラミングについて勉強している初学者がこういった意見に流されて途中で学習を辞める、なんてケースはあるあるじゃないでしょうか。
正直、資格を取ること自体に意味がない という意見は同意します。
僕は業務で4年程度、VB.netやJavaを用いた改修開発をやっていますが、言語はあくまで業務を遂行する上でのツールでしかないです。体系的な勉強を習得しているのは、ある意味当たり前だと思います。
じゃあ、それでも何故受けて良かったのかと言うと、それでも体系的な言語知識の勉強をするのは「当たり前」だからです。
僕は今Djangoを用いたWebフレームワーク技術に関心があり個人学習していますが、Python未経験の状態では特有の構文やお作法が分からないと、そもそも技術書やリファレンスに書いてあるコードが読めませんでした。
それに、体系的な学習をしたことで、静的型付け言語しか経験が無かった僕目線でPythonの豊富なライブラリや内包表記といった独特の要素に面白さを感じ、現在の学習モチベーションの土台を作ることも出来たと実感しています。
結論
もしこれからプログラミング学習をしてみたい、という初心者の方がこの試験を受けてみようとしているなら、是非自信を持って集中して勉強してみてください。難易度も低めなので、初心者でも頑張れば短期間で十分受かる試験だと思います。
受かったからいい企業に就職出来る、Pythonバリバリ使えるようになる、という訳ではないですが、今後のエンジニアキャリアでPythonを使ってみたいと考えているのであれば、いい足がかりになります。
今後は時間があれば、データ分析の方も学んでみようかと思います。
僕もまだまだ未熟者なので、是非一緒に頑張っていきましょう!