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WSL2でGitのGUIクライアントを使う

Last updated at Posted at 2022-12-12

モチベーション

  • WindowsでWeb開発をしたい
  • チームではMacで開発している人が大多数なのでWindows使いに人権などない(環境構築でcatとか普通に使う)
  • 各種コマンドやgitの操作などはWSL2を使って開発することにした
  • Gitクライアント(GitKraken)がWSL2内を参照/watchしてくれない! ← イマココ

日本語の記事があんまりない and 情報が古かったので、ここに残します。

以前のやり方

X Server (X410) とか VcXsrv を使ってLinux側に窓口用のサーバーを構築し、それと通信させる形でWindows上から使うのがスタンダードだったみたいですが、MicrosoftからWSLgが発表され、自分でそんなことしなくてもよくなりました。

公式ドキュメントを参考に進めていきます。
Linux 用 Windows サブシステムで Linux GUI アプリを実行する

前提

  • WSL2有効化済み
  • Ubuntu導入済み
  • 使いたいGUIクライントがLinux版を提供している

手順

  • システムをアップデート
wsl --update
  • 再起動
wsl --shutdown
  • WSL2に入る
wsl
  • Gitクライアントをインストール、起動 ※例はGitKraken
wget https://release.gitkraken.com/linux/gitkraken-amd64.deb
sudo dpkg -i ./gitkraken-amd64.deb
sudo apt-get install -f
gitkraken
  • エラーが出る場合は以下を実行してから再度クライアントをインストール
sudo apt-get update
sudo apt --fix-broken install

※2023/5/30追記

おわり

起動確認

  • Windows側でWindowsメニューすべてのアプリUbuntu の下に、Gitクライアントがいるので起動する
    image.png

  • 起動したクライアントはWSL2内で動いているヤツです

ついでにChromeを入れる

Githubとかの連携にクライアントから認証画面を開いたりしますが、Windows側のブラウザを立ち上げてくれるわけではないので、WSL2側にブラウザを入れます。

  • Microsoft公式ドキュメントから抜粋

Linux 向け Google Chrome をインストールするには、次のようにします。

  1. ディレクトリを temp フォルダーに変更します。cd /tmp
  2. wget を使用してそれをダウンロードします。sudo wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
  3. 現在の安定したバージョンを取得します。sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb
  4. パッケージを修正します。sudo apt install --fix-broken -y
  5. パッケージを構成します。sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb
  • このままだと日本語がバグっているので、日本語環境を構築する

  • Windows側でWindowsメニューすべてのアプリUbuntu の下に、Google Chrome (Ubuntu)がいるので起動する

  • クライアントから認証画面を開いたりすると、このブラウザで立ち上がります

おわりに

FireFoxだと日本語入力ができないだとか、まだ色々と不具合はあるみたいですが、WSLによってWindows使いに人権が少しずつ生まれています。
これからに期待します。
この記事が誰かの助けになれば幸いです。

参考にさせていただいた記事

ありがとうございました!

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