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【無料で使えるUiPath】トライアルのプランをまとめてみた

Last updated at Posted at 2023-01-05

はじめに

UiPathは2022年の後半に、UiPath Automation Cloudのプランが更新されました。この変更により使える無料のプランが増え選択肢が広がったものの、複雑さも増してわかりずらい点もあるかと思うので、こちらの記事でまとめてみました。また今回はクラウド版(Automation Cloud)のトライアルに関してのみ整理しています。

無料で使えるプランの全体像

UiPath Automation Cloudの無料で使えるプランは合計3つあります。それぞれの簡単な特徴を画像にまとめてみました。
UiPath Trial.png

Studioを商用利用を目的にトライアルしてみたい場合は、Pro Trialを利用する必要があるので、多くのユーザーの方にはPro Trialの利用をお勧めします。

CommunityプランからPro Trialへアップグレードした場合でも、60日の期限終了後はFreeプランへ移行するのでご注意ください。

プラン毎で使えるサービス、付帯されるライセンスの詳細はこちらをご覧ください。
https://docs.uipath.com/automation-cloud/lang-ja/docs/about-licensing
image.png

各プランのサインアップリンク

Community
https://cloud.uipath.com/portal_/register?selected_language=ja&subscriptionPlan=trial

Free
https://cloud.uipath.com/portal_/register?subscriptionPlan=automationkit

Pro Trial
上記のCommunityかFreeプランのサインアップ後、管理画面からPro Trialにアップグレードすることで利用可能

トライアル開始の手順

サインアップする

以下のURLより、Freeプランにサインアップします。メールアドレスを入力しアカウントを作成します。
https://cloud.uipath.com/portal_/register?subscriptionPlan=automationkit
image.png

入力したメールアドレスに確認用の認証コードが届くのでそれを利用して続行します。
image.png

組織の作成に必要な情報を入力します。
image.png

最後にAutomation Cloudの組織名を入力します。
image.png

入力後、Automation Cloudのトップページに遷移すると、サインアップ完了です。
image.png

Pro Trialにアップグレードする

トップページの左メニューの「管理」をクリックし、管理画面へ移動します。
image.png

管理画面のライセンスのボックスをクリックし、ライセンスページへ移動します。「右上のProの無料トライアルを試す」ボタンをクリックします。
image.png

Pro Trialに必要な情報を入力します。
image.png

画像の通りのポップアップが出てくればPro Trialへのアップグレードが完了になります。
image.png

サービスを利用可能にする

Pro Trialにアップグレードした後、使いたいサービス(製品)を利用な可能な状態にする必要があります。先ほどの管理画面の左から対象のテナント(DefaultTenant)をクリックします。左上のボックス「サービス」をクリックします。
image.png

画面遷移後、表示されているのが現在使用できる状態になっているサービスです。ここからPro Trialによって付与されたライセンスを用いて使えるサービスを増やします。右上の「サービスを追加」をクリックします。
image.png

任意の使用したいサービス(今回はすべて追加を選択)を選択して追加します。
image.png

追加後、使えるサービスが増えていることがわかります。
image.png

Studioをインストールする

Automation Cloudのトップページに遷移します。画面トップにStudioのダウンロードリンクが表示されているのでそこからStudioのインストーラーをダウンロードします。
image.png

インストーラーを起動すると、インストールが開始します。
image.png

インストールが完了しました。Studioを起動をクリックします。
image.png

Studioが起動後、先ほど作成したアカウントでサインインを行います。Automation Cloudにサインインした状態でStudioからサインインすると自動的にリダイレクトが機能します。これで先ほど作成したAutomation Cloudのトライアル環境に紐づいた状態でStudioの開発が行える状態になりました。
image.png

さいごに

こちらの記事では、UiPathのクラウドトライアル(Automation Cloud)の概要と登録方法をまとめてみました。無料で使えるプランが3つあり、プライベート利用の場合はCommunityプランを、商用利用の場合は、FreeかPro Trialプランを利用することになります。個人的にはどのプランを使おうか迷ったら、とりあえずPro Trialを利用する事をお勧めしたいです。60日間限定ですが、60日を過ぎたら、Freeプランに変更になります。※本記事は2023年1月5日時点での情報を元に作成しているので、その後の更新においてトライアルの内容や登録方法に変更が出ている場合があります。

参照

UiPath Automation Cloud ライセンスDoc
https://docs.uipath.com/automation-cloud/lang-ja/docs/about-licensing

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