#はじめに
2019年2月、AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル試験がリニューアルしました。
以前の試験と比較して、最近の新サービスに関する問題なども含まれると共に出題の傾向や範囲がよりAWSネイティブとなり、より深くAWSの知識を求められるものになりました。
そんなソリューションアーキテクト プロフェッショナルに合格してきた体験記になります。
#試験の概要
複数の選択肢からベストプラクティスを一つ選ぶ問題がほとんどで一部、複数の選択肢を選ぶ問題がある印象です。
75%以上の正解で合格となり、テスト時間は公式では170分となっていますが、試験を実施するPSIテストセンターの設定では180分となっています。
試験費用が32,400(税込 2019年3月時点)と安くないので、気合が入ります。
以前は合格後2年以内に再認定を受けなければなりませんでしたが、新試験では3年以内に再試験に合格が必要と変更になっています。
また、ソリューションアーキテクト アソシエイツを取得していなくても受験できるようになりました。
その他詳細ははじめに書いたリンク先もしくはこちらの公式ガイドをご覧ください。
#まずは模試を受ける
自分のレベルを確認する意味で、2018年のうちにアソシエイツに合格した特典の模試無料バウチャーを利用して受けてみました。
模試はオンライン試験となり、自宅等で受けることができます。
しかし、結果は35%と散々たるものでした。
ここから、必死の勉強が始まります。
#どんな勉強をしたか
- 基本はBlack Beltの資料を片っ端から全部、何回でも読み込む。特に注意したいのは、古くからあってよく知っているサービスでも必ず最新の資料を読むこと。最近の新機能に関する問題に対応できなくなります。
- Well-Architectedホワイトペーパーを読み込んで、その考え方を理解する。問題の多くはWell-Architectedに沿った設問となっているので外すことはできません。
- Kindle 英語版しかありませんが、こちらのような問題集を解く
こんなことを大体、3週間ぐらい続けました。
#本試験を受ける
さて、実際に試験を受けます。試験会場には歌舞伎座タワー テストセンターを選びました。
個人的にはキオスク端末の試験会場はお勧めしていません。
問題の内容などは守秘義務があるので書けませんが、日本語訳された問題の中には言い回しがおかしく理解しにくい問題もあり、英語原文を確認しながら回答した問題も少なくありませんでした。
150分ぐらいで全問回答できたので、残り30分で回答に納得感が足りていなかった問題を見直します。
###結果、、、
総合スコアには少々不満は残りましたが、合格しました。
#最後に
試験は本当にAWSのサービスを網羅的に把握し、Well-Architectedフレームワークに従ったソリューションンとすることが求められる印象でした。
EC2とRDS、S3が使えれば良い時代は終わっています。