背景
「IoT検定パワーユーザー」を受験したので、こちらも受験しました。
本試験もパワーユーザーと同じように会社のプログラムで受験しました。
パワーユーザー編は以下にまとめています。
IoT検定受けてみた 〜パワー・ユーザー編〜
結果
総合評価点(100%):74%
合否(60%以上の正解で合格):合格
本試験について
本試験は「IoT検定パワーユーザー」のグレード判定と異なり、合否判定となっています。
試験の中身は以下のとおりです。
|内容 |
---|---|---
正式名称|IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ|
試験方法|CBT 四肢択一|
試験時間 |60分|
出題総数 |70問(8分野から出題)|
評価方法 |合否(60%以上の正解で合格) |
認定方法|合格者にはプロフェッショナル・コーディネータ認定証を発行|
開催時期 |通年受験可能|
受験料金|11,000円(10%消費税込)|
勉強方法
下記の公式参考書で4日間、1日3時間ほど勉強しました。
問題を解いて実力をチェック IoTの問題集
IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書
勉強は以下の感じで進めました。
1.「IoTの問題集」を一通り解く/問題集の解説を一通り見る
2. 覚える項目が多くて焦る
3. 解説を見てもよく分からない分野を「IoTの教科書」で再度学習する
4. それでも分からない部分はネットでひたすら検索して学習する
5. 1~4を何度も繰り返す
「IoTの問題集」と「IoTの教科書」は公式の参考書というだけあって、完全に内容がリンクしてます。
そのため学習しやすかったです。ただ「IoTの教科書」は単語帳の色が強く、内容としては分かりにくい部分もありました。
受験してみて思ったこと
- 問題集に出てくる問題は95%以上は出題されない。(体感)
- 問題集の問題は本として露出しているので試験にはほぼ出ないです。むしろその周りが出ます。
- 仮に問題集だけ100%解ける状態で試験に臨むとあれっ?てなると思います。
- 何となく似てる問題は出ます。ただ似てない問題の方が体感多かった気がします。
- 問題の回答以外の選択肢/解説部分/問題部分に同じ粒度で置換可能な周辺内容を学習した方が効率的
- 例えば、誤った文章を選ぶ四択問題には正しい文章が3つあるのでこっちを覚えるとかです。
- 違和感を感じる日本語の出題文がいくつかある。
- 運転免許試験を思い出す出題文でした。
- 結果の詳細が見れないため、何を間違えたのかよく分からない。
- 各セッションごとの正答率のみフィードバックされるため、一問一問の正否が分かりません。
最後に
「IoT検定パワーユーザー」と同じように、こちらも大変勉強になりました。
ただし文章で理解して試験に臨む戦法は、このレベルが個人的に限界だと感じました。
今回はたまたま仕事でバックエンド側のAPI開発や、ラズパイを使った重量センサー検証などをやっていたため、なんとかなった感があります。その経験がなかったらいくら時間をかけても、全然頭に入ってこなかったと思います。
IoT検定にはこれより上の検定が2つあるそうです。それは機会があってもひとまずパスしたいと思います。
自分のレベルが追いついていないからです。
※ 上位2つの試験は2021年12月の時点ではまだ公開されていません。
今後は学んだことを実践の場で経験して、試験で得た知識を血が通ったものにしていきたいです。
なお、他の試験は引き続き積極的に受験していきたいです!!