はじめに

Pythonでアプリを開発し始め、初歩的な疑問にぶつかったので、調べました。

ライブラリ

ライブラリは外部提供のプログラム部品を意味します。
複数の機能のプログラムをまとめて部品化されています。

ライブラリ単体では実行することができず、他のプログラムの一部として実行されます。

モジュールは内部の部品を意味します。
部品単独でも動作可能ですが、他の部品と併用して使用しまう。

ソフトウェア開発で「登録機能」「検索機能」「削除機能」などと、機能を部品として分けて開発することがあります。この部品単体でも動作する機能がモジュールです。

Pythonでは、拡張機能が「py」のファイルがモジュールです。
ファイル名をそのままモジュール名となります。
importで呼び出すことで、モジュールの中のクラスや関数、変数を利用できるようになります。

モジュールを繋ぎ合わせるテストが結合テストです。

モジュールとコンポーネントはどちらも部品を意味しますが、内容に違いがあります。

モジュールは、モジュール単体でも動作可能であるため、モジュール単位で単体テストを実施しることができます。

パッケージは、複数のモジュールをフォルダに入れてひとまとまりにしたものです。

機能が類似する複数のモジュールをまとめて扱いたいとき、それらのモジュールを同じフォルダに入れ、フォルダ名を「 init.py」とすることで、1つのパッケージとして扱うことができます。

モジュールを入れたフォルダ名がそのままパッケージ名となります。
import文で呼び出すことで、パッケージ内のモジュールを全て扱えるようになります。

コンポーネントは、特定の機能を単体で完結していますが、単体で使用することを目的としていません。他のプログラムから呼び出して使用するためのプログラムです。

参考記事