初めて技術書典にサークル参加したら、楽しすぎた件
楽しすぎた。
だから、次の"初めての参加者"に向けて感想や気付いたことを雑にまとめてみる。
まずは言いたい。技術書典オフライン、最高だったよ〜
私は、サークルでの参加だけではなく技術書典オフライン自体が初めてでした!
楽しかったあああああ!!
何が楽しいって???
もちろん様々な技術書が並んでいるの楽しいけど、サークル側としては特に人間観察楽しい。
・11:00、開始と共に歴戦の戦士みたいなエンジニアがゾロゾロ入ってくる。あれはどう考えても強い。物色の仕方がプロ
・12:00、若手エンジニアがどっと増えて、目的の本を大量に買い漁っている
・13:00、ふぁああエンジニア夫婦うううう子連れで技術書典こんなにたくさんいるの?!?最高すぎる……えぇ……尊い……まじ……英才教育すぎる……すき………
・14:00、忙しさのピークを避けて来訪した人たちが、知り合いのサークルに顔を出してワイワイし始める
どこを見てもエンジニアやデザイナーーーーーおもろい。すごい。技術書典、おもろいイベントすぎる。
なんて言うか、普段地方からフルリモで働いてるのでこんなに多種多様なエンジニアをまとめてお会いできるだけで超絶満足しました。謎感想ですみません。
技術書典の運営の方々、朝早くから本当ございました。
初めてサークル参加してみたいけど不安??この条件があれば絶対参加できる!!
オフライン参加してみて、これがあればサークル参加できるなと実感した点を挙げてみます。個人の感想です、はい。
結論から書くと、以下5点です。
・公式のブログなどを自分で確認して、注意事項や流れを知る自走力
・本を書き上げる強い心
・イベント当日朝9:30までに会場に行く強い心
・イベント当日夕方17:00まで諦めない強い心
・めんどくさがらずXなどで宣伝する強い心
公式のブログなどを自分で確認して、注意事項や流れを知る自走力
技術書典、運営、まじすごい。
今回のもう一つの感想です。どうしたらいいの?と思うところはきちんとブログやQ&Aに書いてある。
ちゃんと、更新された、ドキュメントがある!!!!!
これまでの蓄積がきちんと形として更新されていることの有り難みを感じました!!また、不安なことはDiscordで質問すれば、先輩方が優しく教えてくださいました。有難うございました。
ですので、自走力と言う言葉を使いましたけど、環境構築みたいなもんです。
ドキュメント読んで、リリースまでの予定を立てたり、環境構築する………あれ、エンジニアなら必須スキルなので全員いける、ヨシッ!!!!!!
本を書き上げる強い心
がんばれ!!!ヨシッ!!!!!!
イベント当日朝9:30までに会場に行く強い心
意外と9:30は早い!!あっという間だ、子持ち地方住みなので4:00起きで始発の飛行機乗った!!!!!ヨシッ!!!!!!
イベント当日夕方17:00まで諦めない強い心
15:00以降は、会場の人は減る一方だ。
だんだん、「あ、これ、たぶん、売れ残っちゃうナァ」とか「朝早かったし、眠いナァ」となるが、最後まで諦めず座っていると何人かふらりと来て購入してくれた〜有難い………
最後まで諦めるな!!ヨシッ!!!!
めんどくさがらずXなどで宣伝する強い心
もちろん内容次第だが、宣伝してなかったら、多分、10冊も売れないかもしれない!!!!!!
(Xの宣伝見たよ、って言ってくださった方ありがとうございました)
オフラインだからこそ新たな繋がりも含めて、宣伝が大事だ!!!ヨシッ!!!
もっとこうしても良かったなぁ
次につながる反省をいくつか得たのでそれも記載しておきます
売りたいならば、“なんの技術本”か分かりやすくすべきだった
AI、Ruby……などなど、よく売れているなーと思ったサークルに共通しているのは、「なんの本か」「なんの技術か」分かりやすいこと。
また、ニッチすぎないけど、しっかりと深掘りしていること。
今回の私たちの本は、公募型かつテーマは自由に書いてもらったので中身は闇鍋状態。数人に「なんの本ですか?」と聞かれて説明するも反応が薄いことがありました。
ただし、今回私が作りたかった本はそれで正解。描きたいものを書く。それもまた同人誌
「未経験やスクールが嫌がられることも多いけど、本当に転職して、場所や言語も様々にちゃんとエンジニアとして働いるのすごくない??
その情報が集まってくる場所他になく無い?? 多様なエンジニアが集まってるからこそ、公募で技術書作ったらおもろいかも」
それが今回の作りたい本でした。全部内容バラバラで最高におもろかったです!!
実際、「これぞ同人誌wwwww」って言いながら買ってくれた方がいてめちゃくちゃ嬉しかった!!!
そうなんです、これぞ同人誌………悔いはない……爆発的売り上げは無いかもだけど………
話が逸れました。すみません。
もし、部数を伸ばしたいのであればテーマは大切。
また、技術書らしく何かを作りながら深掘りしたり、新しい技術の深掘りはとても需要があるなと感じました。
さすが、エンジニアの同人即売会だなーと感じます。
見本を見なくても中身が見える掲示する
見本誌を見なくても中身が分かるようにしたことで、コミュニティ以外の方々にも足を止めてもらえました。
面白かったのは、
「これがRubyのソートだ!」
に反応して寄ってきた二人組の方。
2人で見本誌を読む前に予想して、見事に正解されました。
「Matzは絶対これだと思った。マージソートは使わない」
と言って去っていきました。言語についての理解が、開発者の思想ベースで深掘りしてるの最高でした。あるよね。思想が。エンジニアおもろい。
逆に、おすすめのアンケート企画は皆さん知らないままふわっと通り過ぎちゃったのでもっとアピールすれば良かった。
94人の未経験からエンジニアになった人たちにアンケートをとった結果です。年収などもあります。未経験から転職したらどうなるのかって統計なのが良いのよ。
エンジニアで高収入!に夢見てる人たちや、悪質なスクールに踊らされる人たち、若手エンジニアの方や、いまから未経験からエンジニアになる方はこのアンケートだけでもぜひ見てほしいなと思います。
早割、思ったより期限も早い
今回、日光企画さんに印刷をお願いしました。
何回電話しても優しく対応してくださった社員の皆様、有難うございました。
そして早割、思ってるより早い。50%オフなんて気付いたら終わってた。無念。
とにかく、本を作ろうと思った時点で印刷所さんに連絡していつが〆切かを確認するのが必須です。
後から印刷、ページ数160p以上は使えない問題
今回、おかげさまで200p超えとなりました。今回の技術書典には後から印刷という制度がありますが、これがB5サイズでは128ページ、A5サイズでは160ページでした。
次の項に書きますが、後から印刷は諦めて、
印刷費を安くして単価を下げたい気持ちもあり最初に多めに刷りました。
それはそれとして、しっかりと厚みのある立派な本ができて、大満足。めちゃくちゃ嬉しいです。ふふふ、本作るって楽しいですよね。
部数調査、当てにならん。売り切れ覚悟の部数が安心。
過去の参加者の記事やnoteを読んで部数を調査すると「初参加でも100部で午前完売します!」というサークルも、「20部です」というサークルもあり……大変に迷いました。
特に私の場合、今回RUNTEQというコミュニティの繋がりで本を出しました。
このコミュニティ、恐ろしいことにオフライン飲み会を企画すればサクッと30人ぐらいは集まってくるし、公式のイベントで100人の2次会を私が企画したこともあり……
え?受講生としての参加者も今回が初めて??まじ??え??どんぐらい??どんぐらい知り合い買ってくれる???
全く部数が読めない!!!困った!!!
最終的に、赤字覚悟でたくさん刷った!!だって初めてのイベント来てくれたら、渡したいじゃん!現物を!!
無事、たくさん余った!!でも来てくれた全員に本を渡せたので大満足!!
ちなみに、オンラインではまだ購入できるので、もしよければ応援購入もお願いします。中身も楽しいです!!
さてさて、参加コミュニティや知り合いが多く、宣伝もしっかりした場合は50〜100部刷って、半分の売上でも元が取れる値段設定にしておくと安心だなーと思いました。
もちろん内容によりますが、初参加ならオフラインで20〜30売れるかぐらいが目安かなと思います。でも、まぁ、読めない!わからん!
自分に赤字が出ても、「いやーーー、満足満足!!」と言える量が最適です。最適むずい。
オンライン通販でどれぐらい販売できるかは分からないので、この件については会期終了後にも追記しようと思います。たぶん
その他の細かいところ
・オフラインでヤマト運輸に荷物を預けることができるのは17時以降なので、早く撤収したい人は確実に売り切れる部数にする方がいい
・えっ、会場内飲食OKなの?!まじか……みんなおにぎりかサンドイッチもぐもぐしててかわいい……持ってきたらよかった……お菓子やたい焼き差し入れくれた人ありがとう
・荷物??減りません、増えます
まとめ
・技術書典オフラインたのしかったあああ!!!
・技術書典に出展してみたい??エンジニアならみんないけるから、あとは気合いだ!!気合い!うおおおぉ!!!
・本を売りたいなら、しっかり「〇〇についての本」と紹介できるようなテーマを決めて深掘りしよう!!
・うるせぇ!!!好きなもん書け!!!それぞ同人誌!!!!
ご協力頂いた皆様、応援してくださった皆様、リツイなどをしてくださった方々、本当にありがとうございました!
楽しかった!!!


