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我々の親愛なる隣人。そう、「報連相」

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「報連相は大事!」

こんにちは、一般通過新社会人です。
上記の言葉、わたくしは社会人になる前から耳にタコが住みつくほど聞いておりました:octopus:
ですが、いざそれをする立場になると・・・・。


「報告って?!なっ、何を伝えれば・・・???」
「連絡って報告と何が違うのですか?!同じじゃないんですか?!」
「相談といわれても、質問がまとまってなくて・・・。え?相談と質問って違うんですか!?」

私が実際に研修中に発言したセリフでございます。
必要なことを上司や周囲に伝達する重要性は理解しているのですが、考えすぎて何が正解かわからなくなっていくのです。

ということで、今一度 「報連相」 なるものを整理してイメージしていきましょう!!

報連相の目的

ずばり報連相の大きな目的は、 『円滑に仕事を進めるため』 です!
上司に自分の状況を伝え、事故らないため(事故を悪化させないため)の行動なのです。

仕事はチーム戦。
その戦場に立っているのは自分だけではない。
上司や先輩、別部署の人、客先の方…様々な人が関わっています。
その人たちは敵ではなく、同じ旗を目指すいわば、 ”戦友”
そして、戦場において情報は『命』に関わる最重要な鍵となります。

誰かに現状を共有し、今後のことを考えることは味方も自分自身も助けることに繋がります。

では、自分の命を救うために「報連相」を細分化して目的を整理してみましょう!

報告:経過、結果を知らせる

連絡:情報共有

相談:1人で解決できない事柄に対して、アドバイスや意見を求める

それぞれこんな目的があるんだぁ、と意識するだけで伝わり方が変わります。

具体例

イメージしやすくするために、シチュエーションをつけてみます。


ある日、上司におつかいを頼まれました。

上司「500円を渡すから、ヘブンイレブンでおにぎりを1つ買ってきてくれないか?」

部下「承知しました!行ってきます!!」

部下は意気揚々とオフィスを出ていきますが、アクシデントが発生します。

ヘブンイレブンのおにぎりが昨今の物価高の影響で、1つ550円もするのです。

部下「予算が足りないッ」

このままでは予算が足りず、おつかいを遂行できません。

今こそ、報連相の出番です。
部下は上司に電話をかけることにしました。

部下「お疲れ様です。頼まれたおつかいの件なのですが、今、お電話大丈夫ですか?」

上司「大丈夫だよ、どうかした?」

部下「それが・・・」


大変な状況でございますね。
このシチュエーションを仕事で置き換えるならば、

おつかい=上司から振られた仕事
ヘブンイレブン、予算(500円)=マニュアル
予算が足りない=手順通りのコードじゃ動かない、エラーがでる

といったところでしょうか。

この場合の部下の報告・連絡・相談にはいくつかパターンがあります。


ー報告ー

部下
「今、ヘブンイレブンに到着しているのですが、おにぎりを購入できません。」
「ヘブンイレブンのおにぎりなのですが、予算が足りず購入できません。」

ー連絡ー

部下
「物価高の影響でおにぎりが550円しています。」
「隣りのチョイストップなら、おにぎりが450円です。」

ー相談ー

部下
「ご相談なのですが、予算が足らず困っています。足りない50円を自分の財布から出してもいいですか?」
「チョイストップなら購入できるのですが、移動に時間がかかります。一度戻るか、チョイストップに向かうか、どちらにするべきでしょうか?」
「どこか安いおにぎりのお店をご存じでしょうか?」


こちらも仕事に置き換えるのであれば、

ー報告ー
マニュアル通りで行動したが、できていない事実を伝える。

ー連絡ー
何をして、何をしていないかを伝える。
自分ではどうしようもないこと(物価高,原因不明のエラーなど)を伝える。
見つけているのなら、何ができそうなのかを伝える(チョイストップ=マニュアルにはない別のコード)

ー相談ー
マニュアルにはない方法や自分の知識を使って考えた違うコードを使ってもいいか判断を仰ぐ。
別の方法を知らないか、どうすればいいか。今後について判断を待つ。

といったところでしょうか。

まとめ

ここまで報連相について、具体例を挙げながら整理してきました。
具体例では、おにぎりが550円とかいう世紀末価格であったりとか存在しないコンビニであったりだとかはありましたが、そこは目を瞑っていただくことにして・・・。

頼まれた仕事において、 トラブルやアクシデント はつきものです!
人間の形成する社会で生きる上では、報連相は自分の身も、味方も守るのようなもの。
新人さんも先輩さんも日々の中で力をつけていって損はありません!

また、アクシデントやトラブルがなくとも報告連絡は必要となります。
自分の進捗や現状を知ってもらうため、チームのことを把握するためです。

上司や先輩は部下を支配したいから、報告連絡を求めるわけではありません…。
上司は部下を監督する責任があるため、部下の状況を知ることで今後のことを考えやすくなります。

人と関わる中で、コミュニケーションというのは切っても切れない関係。
ビジネスの上では報連相は常に私たちの隣りにいます。

上司や先輩の立場になって、報連相を行うことでチームのいのちが救われ、
部下の立場に寄り添い、報連相の背中を見せることで後輩が育っていく。

わたくしも新社会人になったばかりで及ばない部分が多いですが、日々の報連相から始まる信頼関係を宝物にすべく精進して参ります!

ご精読ありがとうございました!一緒に頑張っていきましょう!!:muscle:

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