MPM: MATLAB Package Managerを使ってArch LinuxにMATLABとSimulinkをインストールします。MPMとMPM Input File (後述)を使用します。
必要に応じて他のプロダクト、サポートパッケージ、追加機能のインストールも行えます。
環境は:
- PC: Minisforum UM750L Silm
- OS: Arch Linux
- DE: KDE Plasma 6 (Wayland)
- MATLAB R2025b
こんな感じ。
では始めます。
MPM Input Fileのダウンロードと設定
MPM Input FileはMPMでのインストールを簡易化するための設定ファイルです。
↑ここのMPM Input Filesの項にある、導入したいバージョンのtxtファイル(= MPM Input File)をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを適当なエディタで編集します。インストール先を書くのとインストールするプロダクトのコメントアウトを解除するくらいかと思います。
ファイル内に丁寧な説明が(英語ですが)ありますから、それ読みながら編集してください。
このファイルの完全パスを後で使うので控えておいてください。
MPMをダウンロード
MPMをダウンロードして実行権限を付けます:
wget https://www.mathworks.com/mpm/glnxa64/mpm
chmod +x mpm
諸々を始める前に必須ソフトウェアを先に入れておきます:
sudo pacman -Syy
sudo pacman -S unzip ca-certificates wget
実行します:
mpm install --inputfile=<さっき編集したMPM Input Fileの完全パス>
しばらく待つとインストールが完了します。
MATLABの起動
インストールが終わったらMATLABを起動します。
ただ、当方の環境だと上手く起動しませんでした。どうやらgnutlsのバージョンの合わないようです。
↑このBBSにある通り、<インストール先>/bin/matlab -licmode onlinelicensingで実行すると正常に起動しました。しかし、これは大学ライセンスだから使えた手で、他のライセンスでも使用できるかは分かりません。
(ちゃんと解決するならgnutls 3.8.9をプリロードするべきなんでしょうが、面倒なのでやってませんし、ここにも書きません。自分で頑張ってください。)
Simulinkが起動しない
当方の環境だと、MATLABでSimulinkをクリックしても共有オブジェクトを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありませんというエラーで弾かれてしまいました。これはlibxcrypt-compatが入っていないせいでした。
sudo pacman -S libxcrypt-compat
これでSimulinkも起動するようになりました。
以上