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Datapalooza Tokyo Day-2 3-2 位置×範囲×時間で人を知る。-行動分析の事例紹介-

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レイフロンティア 澤田 典宏

  • ARから行動情報へ

これからの社会が抱える課題

  • 調査
    • オンライン:なりすまし

社会インフラの改善は3軸の時代へ

  • 変遷
    • 点の情報
    • 点と面の情報
    • 点と面と線の情報

線=人の行動

  • 「人を知る」ことで様々な「課題」が「解決」できるはず

アプリ「SilentLog」

  • チラシ
  • ライフログアプリ
    • 位置情報を記録
    • つなぐ=線
  • 誰に使われる?
    • 健康管理
    • 記憶保管
    • 経費精算
  • こだわり
    • バッテリー処理
    • 通知はない(silent)
      • 通知あるとうざい。入ってることを忘れるくらいがいい # SilentLog Analytics
  • 2/14のログ

IBM製品の活用

  • BlueMix
    • Spark

行動誘発とは?

  • 刺激を受けて、行動に移す
  • 「リアルタイム」でその人に「最適な情報」を届けること
    • キーになっているのはウェアラブルデバイス

行動誘発点は

  • 人それぞれの「時間」「場所」「属性」の理解が重要
  • この瞬間をのがさないこと

  • ここにさらに「気持ち」を重ねていきたいそうな。

歩行者の行動を分析する

①行動パターンや属性などからモデルとなる行動を見つける

  • 課題を持ってデータを見てみること。
  • さっきのと同じスライド

②選出した一人の行動を分析。モデルの構築や検証を行う。

  • 行動を分析すると、おおよそのデモグラフィックがわかる
  • 例では、スカイツリーやら浅草寺、明治神宮を回ってる。観光客か?
  • だが、東京都在住だ。わざわざこんな行動しないだろう。
  • もっと広い期間で見ると、「奈良県」ってキーワードが見つかる。年始に奈良で行動してた
    • 奈良から出てきたばかりで投稿に住んでいる人

③行動を基に配信情報を個人向けに最適化。行動を誘発する。

77%の利用者

  • ライフログという「新しい習慣」を「試してみたい」と回答

車(機械)でも

  • e燃費やってるらしい!!
  • 車にどれだけ乗ったのかとか急発進、急ブレーキの回数なども取得しているそうだ。

ドライバーの行動を分析する

①車の挙動をリアルタイムで分析。ドライバーに安全を促す

  • 車の動き、急ハンドルなど、車だけの情報ではなく、別の情報(人のログとってるから歩行者データとか)と照らしあわせていろいろ教えてあげられる。
    • 近くに病院があって多くの人が通るよ、とか。
    • 更には3rdPartyデータとかで、今日はこの辺祭りがあるから人多いよ、とかも
  • お酒飲める店舗に滞在している時の注意とか

②神奈川県西部から京都府東部までの中部地域における乗り物利用者の動態

  • 2016/01/01 00:00 ~ 23:59
  • 例えば、3人以上同じ場所で急ブレーキ
    • 落下物とかがあったのだろう、警告してあげよう。

健康を誘発

  • 「高齢者」の意識は「行動誘発」で変わるか?

最短2日

  • 完遂率40% 「意識は高かった」のになぜこうなった?
    • IT/デバイスに対するリテラシー
    • 充電してくれない…w
  • 笑い話だけど、ほんとにこういうことあるんだね。

60%が歩数増

  • 継続率94%
  • 「意識」をさせるだけでも行動は「誘発」される

    • やったことは、毎日の歩数を通知しただけ。
    • アンケートとっても、みんな意識はしてない、って応える
    • だけど、実際増えてるわけで、「無意識」に行動してる
  • この先、運動強度の設定とかもやっていく

有事における意思決定に役立てる

  • 熊本地震の±24h
  • リアルタイムで行動を分析。すぐに仮設を組み立てる

行動から取得・分析できる情報

  • いろいろわかるね。
  • クラスタごとの行動誘発点を導き出し、最適な・・・

課題

便益の限界

  • 行動情報に値する「便益の設定」は難しい
    • ひとつ間違えりゃストーカーとなるくらい精度が高い。。。
    • 性善説で情報とってる
    • 企業規模によっても変わる
      • スタートアップ企業が、こんなことやるよ
      • 大企業が、情報でこんなことやるよ
        • 世間の反応が違う! ## 論理の限界
  • 人には「理解できない最適解」の相関
    • まさに、interpritable vs premitivity

承認の限界

  • 「合理的な答え」を前にしても人は「可能性を否定できない」
    • 機械学習の結果、君は係長止まりだよ
      • もちろん拒否されるよね。

まとめ

  • 少しだけ高いハードルを飛び越える「楽しみ」や「おどろき」が『行動を誘発する』
    • データ分析すりゃいろいろわかるが、「伝え方」を間違うと行動はしてもらえない。
    • この、少しだけ高いハードルの設定の仕方を機械学習で更に磨いていく
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