以前、再編集できるプロフィールカードメーカー 「VRCardMaker」 の β0.1.0 公開時に、開発の背景や設計の考え方について書きました。
今回はその続きとして、β0.2.0 で行ったアップデート内容 をまとめます。
- アプリ: https://makevrcard.app
- 更新履歴: https://makevrcard.app/changelog
- β0.1.0 の記事: https://qiita.com/Locu/items/8d8894f2408e42fc2d38
今回のアップデートについて
β0.2.0 では、カード編集機能そのものを大きく増やすというより、公開中のWebアプリとして必要な土台を整えること を重視しました。
β0.1.0 の時点で、カードを作成して保存し、再編集できるというコアの部分はある程度形になっていました。
ただ、実際に公開してみると、それだけではまだ足りない部分も多くありました。
たとえば、
- 初めてアクセスした人に何のサービスか伝わりにくい
- 更新状況を確認できる場所がない
- 問い合わせ先が分かりにくい
- 今後の改善や展開を見据えた導線が弱い
といった点です。
そこで今回は、サービスとして触りやすく、情報も追いやすい状態にすること を優先して整えました。
β0.2.0 の主な更新内容
今回追加した主な内容は以下です。
- ホームページを追加
- お問い合わせフォームを追加
- 更新履歴ページを追加
- Aboutページを追加
- Footer と Webアクセス解析の通知エリアを追加
- ギャラリーにクリップ機能を追加
- 多言語対応を追加
それぞれの更新の意図
ホームページの追加
これまでは、アプリを開いてすぐ編集画面に入る構成に近かったため、初めて来た人にとっては「これは何のサービスなのか」が少し伝わりにくい状態でした。
ホームを追加したことで、
- どんなサービスなのか
- 何ができるのか
- どこから始めればよいのか
を以前より分かりやすくできたと思っています。
お問い合わせフォームの追加
β版として公開している以上、不具合報告や要望を受け取れる窓口は早めに用意したいと考えていました。
SNS だけに頼るよりも、サービス上に問い合わせ導線がある方が、利用者にとっても分かりやすく、こちらとしても情報を受け取りやすくなります。
更新履歴ページの追加
継続的に改善しているプロダクトでは、何が変わったのかが見えること も大事だと思っています。
更新履歴ページを追加したことで、
- 最近どんな更新があったか
- どのバージョンで何を追加したか
- どの方向に改善しているか
を追いやすくなりました。
Aboutページの追加
サービスの概要や位置づけをまとめたページがあることで、初めて見た人にも全体像が伝わりやすくなります。
機能説明だけでは伝わりにくい部分を補う意味でも、用意してよかったと感じています。
Footer と Webアクセス解析の通知エリアの追加
公開アプリとして最低限の情報導線や補足を整理するために追加しました。
派手な更新ではありませんが、こうした細かい部分を整えることで、少しずつサービスとしての形がはっきりしてきたと思います。
ギャラリーのクリップ機能の追加
カード作成まわりの使い勝手を少しずつ改善していく中で追加した機能です。
大きな刷新ではないですが、実際に触ったときの扱いやすさに関わる部分なので、こうした小さな改善も積み重ねていきたいと考えています。
多言語対応の追加
現時点では日本語と英語を中心とした対応ですが、今後を見据えて早めに土台を入れました。
こういった対応は後から入れようとすると影響範囲が広がりやすいため、まだ規模が大きくなりすぎる前に基盤を整えておきたかった、という意図があります。
今回のアップデートで意識したこと
今回の β0.2.0 は、目立つ大型機能の追加というより、公開中サービスとしての導線・整理・受け皿を整えるアップデート です。
個人的には、こうした部分は後回しにされがちですが、継続して改善していくプロダクトではかなり重要だと感じています。
カード作成ツールとして使えるだけでなく、
- 初めて来た人が迷いにくい
- 更新状況が見える
- 連絡手段がある
- 今後の改善を受け取りやすい
といった状態に近づけることができたのは、今回の大きな前進でした。
今後について
今後は以下のような改善を進めたいと考えています。
- Firefox対応
- PWA対応
- 自動保存
- クラウド保存
- 共有機能の強化
特にクラウド保存は、VRCardMaker の「あとから直しやすい」という価値をさらに強くできる部分だと考えています。
β0.1.0 の段階ではまずローカル保存を軸に形にしましたが、今後はより継続的に使いやすい体験へ伸ばしていきたいです。
おわりに
VRCardMaker は、作って終わりではなく、あとから直しやすいプロフィールカードメーカー を目指して開発しています。
今回は派手な大型アップデートではありませんが、公開アプリとして必要な土台を少しずつ整えることができました。
興味があれば、ぜひ触ってみてもらえると嬉しいです。