この記事は東京海洋大学 プログラミングサークル NePPの Advent Calendar 2025の7日目です。
こんにちは!東京海洋大学プログラミングサークルNePP 代表のりりと申します!
おおよそ1ヶ月前に団体の代表を引き継いだB1で、現在は公認サークルへの認定を目指して手続き中です!
今回は代表に就任してから何をしてきたか、何に困ったかをつらつらと書いていきたいと思います。
このNePPという団体は、
・海王を意味するNeptuneの「NEP」に、
・Programmingの「P」、
・そこにExcitingの「e」
をアクセントに加え名付けられた、東京海洋大学のプログラミングサークルです。
現在はプログラミングや計算機科学を中心に、幅広く学習と交流をしています!
さて、今回は私がこの団体を引き継ぐにあたってやってきたことと困りごとを挙げていきたいと思います。
新体制のスタート
新体制に移行して最初にやったのは運営の基盤作りでした。
やったこと
- 会則の制定
これまでなんとなくの合意形成で動いていた部分を明文化しました。大学での公認化申請に必要という事情もありましたが、メンバーが迷ったときの「拠り所」を作るためにも、GitHub等で管理可能な形でのドキュメント整備を進めています。 - 運営体制の更新
トップダウンで全て決めるのではなく、各メンバーが主体的に動けるよう、ボトムアップな体制への移行を目指しています。役職の役割分担を明確にし、かつ定期的にコミュニケーションを取れるように計らっています。 - タスクの切り分け
代表に集中しがちだったタスクを洗い出し、「これは運営メンバーにお願いできる」「これは全体で合意形成してやろう」といった切り分けを行いました。今後はNotionなどタスク管理ツールも活用したいと考えています。
現在突き当たっている壁
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アクティブ率というKPI設定
サークルの中でも、実際に活動に参加してくれる「アクティブメンバー」をどう増やしていくかが課題です。勉強会やイベントの企画など、どのようなコンテンツがあれば「参加したい」と思ってもらえるのか。アクティブ率を一つのKPIとして捉え、改善策を模索しています。 -
タスクの分散と「任せる」ことの難しさ
頭では「タスクを分散すべき」と分かっていても、実践するのは非常に難しいです。特に「任せる」ことの心理的ハードルが高いです。「自分でやった方が早いかもしれない」「クオリティが担保できるか」「指示出しのコストの方が高いのでは?」といった迷いが生まれてしまい、ついつい抱え込んでしまったり、任せた仕事に口出ししてしまう「マイクロマネジメント」をしてしまいそうになります。
ただ、組織としてスケールを大きくしていくためには、メンバーを信じて任せることが必要不可欠であるので、来年再来年を見越し、頼れるところは頼っていくことを意識しています。 -
広報の不足
内部の活動を充実させることに必死になってしまい、対外的な発信にまで手が回っていないのも事実です。NePPの活動をもっと知ってもらい、新しい仲間やスポンサー様との関係を深めるためにも、広報活動の強化が急務だと感じています。
私の考える代表のあり方
これらの課題と向き合う中で、代表としてこのようになりたい/なるべきという姿について考えました。
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全体を俯瞰し調整する
サークルにおける代表は、実務者であるべきでないと考えています。タスクを切り出す人とタスクに取り組む人が一緒だと、その人が運営から離れたときに、運営が難しくなってしまいます。
代表として、他の人がタスクに取り組みやすくなる環境づくりに取り組むことが大切であると考えます。 -
外部との折衝の責任を持つ
団体としての方向性について合意を形成し、それを基づいて一貫した渉外対応を行うことが、団体で一人である代表としての職務のひとつです。
今後の目標
今後は、来年度新歓に向けての準備と、学祭出展に向けての準備を進めていきたいと考えています。
毎日が未知との闘いではありますが、メンバーや先輩方と協力しながら持続可能なサークル運営の体制づくりに注力していきたいと思います。引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。