結論
Data格納Pathに日本語を含ませるな
Stable Diffusion環境構築
筆者は美術の成績が万年3で、3年の最終学期に内心のためおまけで4をもらった程度の画力であるため自身でイラストを描くことができない。
そのため画像生成AIに頼ろうと思い、Stable Diffusionの環境構築を始めた。
現役エンジニアであるため従来のGitやPythonを駆使したやり方で導入するのも可能ではあると思うが、面倒くさいのでStabilityMatrixに頼ることにした。
StabilityMatrix
StabilityMatrixの導入方法についてはGitHubのページから自身のOSに合うものをダウンロードして解凍後、実行ファイルを叩くだけ。
この実行ファイルを配置するPathが重要
エラー発生時の対応
- Desktop配下にGitHubからダウンロードしたzipを配置して解凍
- そのままStabilityMatrix.exeを実行してPortableモードを使用にチェックをして続行
- Stable Diffusion Web UIのパッケージをダウンロード
- エラー発生
Could not install stable-diffusion-webui (StabilityMatrix.Core.Exceptions.ProcessException: Process git exited with code 128. {StdOut = , StdErr = Cloning into 'C:\Users\文字化け箇所\Desktop\AI\Data\Packages\Stable Diffusion WebUI'...
fatal: failed to load library 'libcurl-4.dll'
Gitでエラーが起こっている。
ググると以下のQiitaの記事を発見。
【Git】エラー「failed to load library 'libcurl-4.dll'」について (Windows環境)
この記事よりエラーの原因が自身のユーザ名が日本語のせいでDesktopの親ディレクトリが日本語となり、GitがPathを上手く解釈できなくて発生したようだった。
エラー解決
StabilityMatrix.exeの実行Pathを以下に変更して、Portableモードで続行後にパッケージをダウンロードすると上手くいった。
C:/AI/StabilityMatrix/StabilityMatrix.exe
略
Stable Diffusion WebUI installed successfully
まとめ
最初に結論で述べている通り、Dataの格納Pathに日本語を含ませると文字コードの問題?かGitでエラーが発生するため、Data格納Pathは全て英語の箇所にするべき。
PortableモードにチェックをつけるとStabilityMatrix.exeの実行Path直下のDataまでが勝手に指定されるため
StabilityMatrix.exeの配置先Pathに日本語を含ませてはならない。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。