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Claude Code × Cursor × WSL 完全セットアップガイド(Windows)

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Last updated at Posted at 2026-03-23

Claude Code × Cursor × WSL 完全セットアップガイド(Windows)

対象: Windows 10/11 ・ ツール未インストールの状態からスタート
ゴール: WSL + Cursor + Claude Code の本格開発環境を構築し、育てていく


全体の流れ

① WSL(Ubuntu)のインストール & 初期設定
② WSL内に Claude Code をインストール
③ Anthropicアカウント認証(Claude Pro / Max 必須)
④ Cursor インストール & WSL連携
⑤ プロジェクトフォルダの作り方 & claude 起動
⑥ CLAUDE.md で Claude Code を「育てる」

① WSL(Ubuntu)のインストール

WSLとは?

Windows上でLinux(Ubuntu)を動かすMicrosoft公式の仕組み。
Claude CodeはもともとLinux/macOS向けに設計されているため、
WSL経由が最も安定してパフォーマンスも良い。

1-1. Windowsバージョンの確認

Win + Rwinver と入力してEnter。

  • Windows 10: ビルド19041以降が必要
  • Windows 11: そのままOK

1-2. WSLのインストール

PowerShellを「管理者として実行」する:

  • Win + X → 「ターミナル(管理者)」または「PowerShell(管理者)」
wsl --install -d Ubuntu

これ1行で以下がすべて自動実行される:

  • WSL機能の有効化
  • 仮想マシンプラットフォームの有効化
  • Linuxカーネルのインストール
  • Ubuntuのダウンロード&展開

1-3. 再起動

Restart-Computer

⚠️ 再起動は必須。 スキップするとWSLが正常に動作しない。

1-4. Ubuntuの初期設定

再起動後、以下のいずれかでUbuntuを起動:

  • 自動でUbuntuのウィンドウが開く(数分待つ)
  • スタートメニューで「Ubuntu」を検索して起動
  • PowerShellで wsl と入力

初回起動時にユーザー名とパスワードを設定する:

Enter new UNIX username: lingmu
New password: ********
Retype new password: ********

⚠️ Windowsのユーザー名/パスワードと一致させる必要はない。
パスワードは sudo コマンド(管理者権限の実行)で使うので覚えておく。

1-5. Ubuntuを最新状態に更新

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

1-6. WSLバージョンの確認

PowerShell(Windows側)で:

wsl -l -v
  NAME      STATE           VERSION
* Ubuntu    Running         2

VERSION が 2 であればOK(WSL2のほうが高速&サンドボックス対応)。

もし 1 だった場合:

wsl --set-version Ubuntu 2

② WSL内に Claude Code をインストール

WSL(Ubuntu)のターミナルで作業する。
ネイティブインストーラーを使うので Node.js は不要

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

確認

claude --version
# → バージョン番号が表示されればOK

③ Anthropicアカウント認証

Claude Codeは 有料プラン(Claude Pro $20/月〜 または Claude Max) が必要。

claude

初回実行時にブラウザ認証のURLが表示される。
URLをコピーしてWindows側のブラウザで開き、Anthropicアカウントでログイン。
認証コードが表示されたら、ターミナルに貼り付けてEnter。

💡 プランの選び方

プラン 月額 おすすめ用途
Claude Pro $20 まず試したい人。学習・個人開発
Claude Max 5x $100 本格的にClaude Codeを使い倒したい人
Claude Max 20x $200 ヘビーユーザー・大規模開発
API(従量課金) 使った分 自動化パイプライン向け

まずProで始めて使用量を把握 → 本格利用ならMaxへ切り替えが合理的。


④ Cursor インストール & WSL連携

4-1. CursorをWindows側にインストール

  1. https://www.cursor.com からダウンロード&インストール
  2. VS Codeとほぼ同じ使い勝手

4-2. WSL拡張機能をインストール

Cursor内で Ctrl + Shift + X(拡張機能ビュー)を開き:

  1. 「WSL」 で検索 → Microsoft製の「WSL」拡張機能をインストール
  2. 「Claude Code」 で検索 → インストール

4-3. CursorからWSLに接続する

方法A: コマンドパレットから(推奨)

  1. Ctrl + Shift + P → 「WSL: Connect to WSL」を選択
  2. 左下に「WSL: Ubuntu」と表示されれば接続成功

方法B: WSLターミナルから(こちらも便利)

# WSLのUbuntuターミナルで、プロジェクトフォルダに移動して:
cursor .

→ CursorがWSL接続モードで自動的に開く

4-4. 接続確認

Cursorの左下ステータスバーに以下が表示されていればOK:

><  WSL: Ubuntu

Cursor内でターミナルを開くと(Ctrl + `` )、
自動的にWSL(Ubuntu)のシェルが起動する。


⑤ フォルダ構成 & claude の起動方法

🔑 核心: どこにプロジェクトを作るか?

結論: WSLのLinuxファイルシステム内(~/ 以下)にプロジェクトを作る。

場所 パス例 速度 推奨
Linux側(推奨) ~/Projects/my-app/ ⚡ 高速
Windows側 /mnt/c/Users/.../my-app/ 🐢 遅い

Windows側(/mnt/c/)はファイルI/Oが大幅に遅くなるため、
必ずLinux側に作業フォルダを置く。

おすすめフォルダ構成

# WSLのUbuntuターミナルで作成:
mkdir -p ~/Projects
~/                                  ← WSLのホームディレクトリ
├── .claude/
│   └── CLAUDE.md                   ← グローバル設定(全プロジェクト共通)
└── Projects/                       ← プロジェクト群の親フォルダ
    ├── my-webapp/                  ← Cursorでこのフォルダを開く
    │   ├── CLAUDE.md               ← プロジェクトメモリ
    │   ├── .claude/                ← Claude Code設定(自動生成)
    │   ├── src/
    │   └── ...
    ├── study-project/              ← 別プロジェクト
    │   ├── CLAUDE.md
    │   └── ...
    └── sandbox/                    ← 実験・お試し用
        ├── CLAUDE.md
        └── ...

起動手順(毎日のワークフロー)

Step 1: WSLのターミナルからCursorを開く

cd ~/Projects/my-webapp
cursor .

Step 2: Cursorのターミナルで claude を起動

Cursor内で Ctrl + `` でターミナルを開き:

claude

Step 3: 初回は /init で自動セットアップ

/init

→ Claude Codeがプロジェクト構造を読み取り、CLAUDE.md を自動生成。

IDE連携の確認

Cursorのターミナルで claude を起動すると、自動的にIDE連携が有効になる。
ウニマーク(✱)がCursorのサイドバーに表示される。

もし連携されない場合は、Claude Code内で /ide と入力してCursorを選択。


⑥ CLAUDE.md で Claude Code を「育てる」

CLAUDE.mdは Claude Codeの「プロジェクトメモリ」
一度書けば毎セッション自動で読み込まれ、いちいち説明し直す必要がなくなる。

CLAUDE.md の3つのスコープ

スコープ 場所 用途
グローバル ~/.claude/CLAUDE.md 全プロジェクト共通の個人設定
プロジェクト プロジェクトルート/CLAUDE.md プロジェクト固有のルール(Git管理推奨)
ローカル プロジェクトルート/.claude/CLAUDE.md 個人的なローカル設定(Git管理外)

優先順位: ローカル > プロジェクト > グローバル

最初に作る: グローバル設定

mkdir -p ~/.claude
nano ~/.claude/CLAUDE.md

以下を貼り付けて保存(Ctrl + O → Enter → Ctrl + X):

# 個人設定

## 言語設定
- 全ての応答は日本語で行う

## コーディングスタイル
- 2スペースインデント
- セミコロン省略(JS/TS)
- 変数名・関数名は英語、コメントは日本語

## コミット
- コミットメッセージは日本語
- Conventional Commits形式(feat:, fix:, docs: 等)
- mainブランチへの直接コミットは禁止
- pushする前に必ず確認を取る

## コミュニケーション
- 簡潔に要点を伝える
- 不明点があれば実装前に確認を取る

プロジェクト CLAUDE.md のテンプレート

新しいプロジェクトを始めたら /init で自動生成するのが最速。
生成後、以下のようなプロジェクト固有情報を追記する:

# プロジェクト名

## 概要
- What: ○○するWebアプリ
- Why: ○○の課題を解決するため
- Who: ○○向け

## 技術スタック
- フレームワーク: Next.js 14
- 言語: TypeScript
- スタイリング: Tailwind CSS
- DB: PostgreSQL + Prisma

## コマンド
- `npm run dev` - 開発サーバー起動(localhost:3000)
- `npm run build` - ビルド
- `npm run test` - テスト実行
- `npm run lint` - Lint実行

## ディレクトリ構成
- src/app/ - ページ(App Router)
- src/components/ - UIコンポーネント
- src/lib/ - ユーティリティ
- src/types/ - 型定義

## ルール
- 新しい機能は必ずブランチを切って作業する
- mainブランチへの直接コミットは禁止
- テストを書いてから実装する(TDD)

## 注意事項
- APIキーは.envファイルで管理(Gitにコミットしない)

育て方のコツ

1. /init で骨格を自動生成

新規プロジェクトで最初に /init を実行すれば、
Claude Codeがプロジェクト構造を読み取ってCLAUDE.mdを自動生成。

2. 作業中に # キーで追記

セッション中に # を押すと、Claude CodeがCLAUDE.mdに自動で追記してくれる。

3. 「CLAUDE.mdに追記しといて」で自動更新

プロンプトで「この作業手順、毎回やるからCLAUDE.mdに書いといて」と伝えれば、
Claude Code自身が更新してくれる。勝手に育つ。

4. 自動メモリ機能(v2.1.59以降)

Claude Codeは作業中に自分でメモを保存する。
ビルドコマンド、デバッグの洞察、コードスタイルの好みなどを自動学習・蓄積。

5. 60〜300行以内に保つ

公式推奨。長すぎると無視される可能性が上がる。
肥大化したら .claude/rules/ ディレクトリにルールファイルを分割する。

6. 一般的すぎる情報は書かない

「componentsフォルダにコンポーネントを置く」のような当たり前の情報は不要。
Claudeはすでに知っている。プロジェクト固有の「変わった部分」 を書く。


💡 日常の使い方Tips

よく使うコマンド

コマンド 説明
/init CLAUDE.md自動生成
/clear コンテキストをリセット(タスク切り替え時に)
/help ヘルプ表示
/ide IDE連携の設定
/cost セッションのコスト確認
/doctor 環境ヘルスチェック
/terminal-setup Shift+Enter改行の設定

思考レベルの指定

プロンプトにキーワードを含めると、Claudeにより深い思考を促せる:

キーワード 思考の深さ 用途
think 基本 通常のタスク
think hard 深い 設計判断
think harder さらに深い 複雑なバグ
ultrathink 最大 アーキテクチャ設計

Cursorとの使い分け

やりたいこと 使うツール
複数ファイルの一括変更 Claude Code
ターミナルコマンドの実行 Claude Code
Git操作(commit, PR作成) Claude Code
プロジェクト全体の分析 Claude Code
ピンポイントのコード編集 Cursor AI
コード補完 Cursor AI
UIを見ながら微調整 Cursor AI

権限設定のコツ

Claude Codeは実行前に許可を求めてくる。

  • Yes を選ぶと .claude/settings.local.json に自動追記される
  • 次回から同じコマンドは確認なしで実行される
  • 危険なコマンド(git push origin main など)は deny にしておくと安心

⚠️ トラブルシューティング

「claude: command not found」(WSL内)

# PATHを確認
echo $PATH
# インストールし直し
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
source ~/.bashrc

認証が切れた(401エラー)

claude auth logout
claude auth login

WSLが起動しない / エラーが出る

# PowerShell(管理者)で:
wsl --update
wsl --shutdown
wsl

Cursorでウニマークが出ない

→ 拡張機能からClaude Codeをインストール。Cursor再起動。

WSL接続時に「Could not fetch remote environment」

→ Cursor内で Ctrl + Shift + P → 「WSL: Connect to WSL」を再実行。

Windowsのパスにあるファイルにアクセスしたい

# WSLからWindows側のファイルにアクセス:
ls /mnt/c/Users/<Windowsユーザー名>/Desktop/
# ただし速度が遅いので、作業はLinux側で行うこと

WSLのメモリ使用量を制限したい

Windows側に設定ファイルを作成:

C:\Users\<ユーザー名>\.wslconfig:

[wsl2]
memory=8GB
processors=4
swap=2GB

設定後:

wsl --shutdown
wsl

📋 セットアップ完了チェックリスト

[ ] WSL(Ubuntu)が起動する
[ ] WSLのバージョンが 2 である
[ ] claude --version でバージョンが表示される
[ ] claude で認証が通り、対話できる
[ ] CursorをWindows側にインストールした
[ ] CursorにWSL拡張機能をインストールした
[ ] CursorにClaude Code拡張機能をインストールした
[ ] CursorからWSLに接続できる(左下に「WSL: Ubuntu」表示)
[ ] Cursorのターミナルで claude が起動する
[ ] ~/.claude/CLAUDE.md にグローバル設定を書いた
[ ] プロジェクトフォルダで /init を実行した

📚 参考リンク

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