macOS に標準搭載されている画面共有機能はプロトコルとしては VNC(RFB) を使用していますが、フルカラーでなければ接続できない為、256色での接続方法を調べました。
裏技的な方法な上、あまり大それたことはやっていません。
環境
- Mac mini Late 2014 (macOS High Sierra)
VNC サーバアプリのダウンロードとインストール
- サードパーティ製アプリ Vine Server v4 を使います。ライセンスはフリーです。
- Google で検索してヒットする Vine Server はバージョンが古く macOS では起動しません。Internet Archive で 28 Aug 2017 の https://www.testplant.com/dlds/vine/ を探し、Vine Server v4 をダウンロードします。
- Google で検索してヒットする Vine Server はバージョンが古く macOS では起動しません。Internet Archive で 28 Aug 2017 の https://www.testplant.com/dlds/vine/ を探し、Vine Server v4 をダウンロードします。
- 普通の野良アプリと同様にダウンロードしたdmgファイルをマウント→中身をApplicationsディレクトリにコピー→右クリックから開く→警告を読み起動
システムサーバとして設定
- 起動すると設定するパスワードを聞かれますが、システムサーバとして起動する場合には使わないので None にしておきます。
- メインウィンドウが表示され、サーバがアプリモードで起動しているので Stop Server ボタンで停止します。
- Vine Server メニューから Preferences
- Startup → System Server
- パスワードを設定し、Start System Server。パスワードを問われますので入力します。この時、macOS 標準の画面共有をONにしたままとしたい場合はディスプレイ番号を変更してください。
- これで設定完了です。順にウィンドウを閉じてアプリを終了し、接続のチェックを行ってください。
さいごに
フリーライセンスのソフトウェアなのでライセンス的には問題ないハズですが、Internet Archive からデータを取得していますのでちょっと裏技的なやり方です。
リモートアクセスが常に広帯域ではできない人って結構いると思うんです。
macOS には是非標準で対応して頂きたいところですね・・・