はじめに
最近、実機のコントローラーでDrone Simulator を遊ぼうと、RC-N1 (RC231)
を買ったんですけど、まぁ使えなかったんですよ。なのでどうにかしてやろうとGitHubで探してみたら、Pythonで実現している有志がいらっしゃったので、拝見させていただきました。
どうやらCOMでパケット飛ばして読み込んでシミュレーターとして起動しているみたいだったので、そちらを参考に、Windows Form で常駐ソフトを作ってみました。
Repository
これを起動しておくだけで、RC-N1
をつないだ時にシミュレーターが同時に起動してまるでゲームパッドのように使えるようになります。
仕組み的には、上記のCOMでパケット飛ばして読み込んで、ViGEm を使ってシミュレーションしています。
使い方
1. ViGEmBus
ViGEm を使っているので、まずそれのインストールが必要です。一回インストールしてしまえば見た目上は何も入っていませんが、ドライバみたいな感じでちゃんと入っています。
こちらからインストーラをダウンロードして、インストールします。
2. DJI RC-N1 Converter
こちらが今回作った常駐アプリです。
zipファイルをダウンロードして、好きな場所に配置してください。
スタートアップに登録しておくと、PCにRC-N1
をつなげただけで使えるようになります。
3. DJI RC-N1 (RC231)
コントローラーの電源を入れます。
RC-N1
は電源が入っていないと、PCと会話してくれないので、起動します。
電源ボタンを2回押して2回目を長押しすることで起動できます。
4. Connect to PC
コントローラーをUSBでPCに接続します。
これで準備ができましたので、存分にDrone Simulator をプレイできます。
このアプリにコントローラーが認識されているかどうかは、タスクトレイにあるゲームパッドのアイコンを右クリックすることで、確認できます。
加えて、Exit
をクリックすることで、プログラム自体を終了できます。
おわり
Reference