0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Instana | ユーザー・グループの解説 #3 プラットフォームについて

Last updated at Posted at 2025-04-03

はじめに

Instanaは個々のユーザーに対して直接権限を割り当てるのではなく、ユーザーを役割が定義されたグループに所属させることで、アクセス制御を管理します。

ロールベースアクセス制御(RBAC)ですね。
以前InstanaにおけるRBACの考え方をざっくりと解説しているので良ければ参照ください。

この記事では、Instanaのプラットフォーム(↓の画面です)の設定について解説します。
image.png

ドキュメントはこちら

できること

以下については、Instanaのプラットフォームメニューへのアクセス可否を設定可能です。

  • Cloud Foundry
  • IBM Power HMC
  • IBM Z HMC
  • Nutanix
  • OpenStack
  • vSphere
  • SAP
    ※記事執筆時点

対象のデータがInstanaにない場合、そのプラットフォームはメニューに表示されません。
例えば、vSphere, SAP, Kubernetes を監視している環境の場合は以下のようになります。
スクリーンショット 2025-04-03 21.17.06.png

Kubernetesについては、もう少し細かく設定可能です。

  • プラットフォーム(Kubernetes)の画面へのアクセス可否
  • アクセスできる範囲の絞り込み

そのため、本記事では基本的にKubernetesに対する設定を記載いたします。

アクセスレベル

Kubernetesに対しては3種類のアクセスレベルが選択できます。
※権限の説明は後述します。

アクセスレベル 説明
すべてにアクセス INSTANAに連携されているすべてのデータへのアクセスを許可
制限付きアクセス INSTANAに連携されている一部のデータへのアクセスを許可
アクセス権なし すべてのデータへのアクセスを拒否

Kubernetes以外に対しては2種類のアクセスレベルが選択できます。

アクセスレベル 説明
すべてにアクセス INSTANAに連携されているすべてのデータへのアクセスを許可
アクセス権なし すべてのデータへのアクセスを拒否

すべてにアクセス

スクリーンショット 2025-04-03 21.25.08.png

このアクセスレベルは、選択したプラットフォームに関するすべてのデータが参照可能になります。
必要な権限の チェックをON または ラジオボタンを選択 してあげましょう。

制限付きアクセス

スクリーンショット 2025-04-03 21.27.24.png

アクセスを許可したい 名前空間 と クラスター を [XXXの追加] から選択します。
グループに所属する人に参照させたい範囲をこちらで指定しましょう。

アクセス権なし

スクリーンショット 2025-04-03 21.32.31.png

Kubernetesのアクセス権なしを選択 および チェックをOFF にすると対象プラットフォームの画面へのアクセスができなくなります。
設定後は、INSTANAのメニューにある "プラットフォーム" にも該当のプラットフォームが表示されなくなります。
また、全ての権限がない場合は、以下の画像のように プラットフォームメニュー 自体が表示されなくなります。
スクリーンショット 2025-04-03 21.33.42.png

おわりに

Instanaのプラットフォームに関するRBACの解説は以上となります。
(もし間違ってるよ!というところがあったら優しくご指摘ください)

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?