#はじめに
最近Linuxを使い始め、忘れないようにと備忘録を作成。
最初にsamnbaを使って内蔵HDDを共有フォルダとして構築したが、「アクセス許可が必要です」などで苦戦し、試行錯誤を重ね、やっと構築できたので忘れないように残しておく。
#環境
Ubuntu(Ubuntu 20.04.3 LTS)
システムディスク(SSD 120GB)
データ保存用HDD(1TB,4TB)
sambaのインストール、構築方法は割愛させていただく。
#sambaで共有したフォルダにアクセスができなかった
Ubuntu(Ubuntu 20.04.3 LTS)では、内蔵HDDをマウントすると初期は,'/mnt/(HDDのUUIM)'でマウントされる。
UUIMだと長すぎて面倒なので、ディスクから該当HDDを選び歯車マークをクリックし、'マウントオプション設定'を選択。ユーザーセッションのデフォルトを外し、'マウントポイント'を'/mnt/任意の文字列'に変更する。再マウントを行うと'マウントポイント'が変更されている。
この状態でsambaで共有設定を行った結果、windows端末から共有フォルダは見えるもの中身を見ようとすると「アクセスできません」と弾かれた。
[Share1]
path = /mnt/str1/Share
以下、任意の設定
#試行錯誤したこと
####ユーザーアクセス許可の変更
ディレクトリの権限をnobody:nogroupやログインユーザに変更したがアクセスできなかった。
####windows側でのネットワークの設定
これもどんな設定にしてもアクセスできなかった。
#マウントポインタ変更でアクセスができるようになった
結果からすると、ディスクのマウントポイントを'/mnt/str1'としてしていたものを'/home/str1'とすることでアクセスができるようになった。
###手順
1,上記のディスクの設定から'マウントポイント'を/home/str1変更する。
2,再マウントをする。
マウント先が/home/str1になっていることを確認する。
3,ディレクトリ作成、権限を変更する。
$sudo mkdir /home/str1/share
$sudo chmod 777 /home/str1/share
4,samba共有設定のpathを変更する。
path = /home/str1/Share
任意の設定
windows端末からもアクセスできるようになり、フォルダ、ファイルが作成ができるようになった。
#最後に
アクセス権限等を変更してもアクセスができなかったため原因が不明であった。試しにhomeディレクトリにshareフォルダを作成し、共有設定するとアクセスできたためそれを流用したら、上手く構築することができた。
linux初心者のためこれで良いのかわからないが、とりあえずこれで運用していきたいと思う。