(本記事は2018/8/8に作成しました。)
とりあえず、Kerasで作ったモデルをRaspberryPiですぐに使いたい、という方むけに最低限必要なインストールコマンドを列挙しています。
0. Raspberry piを最新にアップデート
Raspberry Piに何らかをインストールする前には、必ずRaspberryPiの状態を最新にアップデートしておく必要があります。以下の2つのコマンドを入力すれば良いです。
pi@raspberrypi.local
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
Pythonを動かすために最低限インストールしておくべきモジュールがあります。
pi@raspberrypi.local
$ sudo apt-get install git gcc make openssl python3-dev
$ sudo apt-get install libssl-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev
$ sudo apt-get install tk-dev python-tk libfreetype6-dev
$ sudo apt-get install pkg-config libjpeg8-dev libpng12-dev
$ sudo apt-get install python3-numpy python3-scipy python3-matplotlib python3-h5py
1. TensorFlowのインストール
TensorFlowのインストールはpipで行います。
pi@raspberrypi.local
$ pip3 install tensorflow
ダウンロードが完了したら、問題なく起動できるかどうか確認しておきましょう。
pi@raspberrypi.local
$ python3
>>>import tensorflow as tf
>>>tf.__version__
'1.9.0'と、バージョンが表示されれば、うまくインストールできています。
2. Kerasのインストール
Kerasのインストールもpipから可能です。
pi@raspberrypi.local
pip3 install keras
こちらも、ダウンロードが完了したら、問題なく起動できるかどうか確認しておきましょう。
pi@raspberrypi.local
$ python3
>>>import keras
>>>keras.__version__
'2.2.2'と、バージョンが表示されれば、うまくインストールできています。