この記事はComputer Society Advent Calendar 2025の 16 日目の記事です。
はじめに
2026年になってしまいましたが,自分がAdvent Calenderに登録していた枠で放置していたものがあったのでおすすめのキーマップ一覧でも書いておこうと思います.
なお,自分は普段 US配列の HHKB を使っているのでなかなか癖のあることを書いているとは思います...
一部はUS配列の一般的なノートパソコンのキーボードをイメージして日本語環境で使いやすくするためのものですが,JIS配列の人も参考にしてもらえる部分は多いと思います.
私は普段 Windows OS を使っているのでWindowsのパソコンを前提に説明します.
Mac OS X や Linuxでも同様のことを実現することはできると思うので是非試してみてください.
HHKB とは?
HHKB は「プログラマーが理想とするキー配列のキーボード」をテーマに作られたミニマルなキーが合理的に並んでいるキーボードです.
ホームポジションから手を移動させる必要がなく,本質的にスピーディなタイピングが可能です.
静電容量無接点方式というメカニカルキーボードではない方式を採用していて押し心地がとても気持ちいいです.

(HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨)
画像からわかるように普通のキーボードで CapsLock があるところに Control があります.
また,一番下の列のキーが普通のキーボードと比べてかなり少ないです.
HHKB はキーマップ変更ツールでキーマップがカスタマイズできるのも特徴で Fn との組み合わせのキーなども細かくカスタマイズできます.
おすすめのキーマップ
CapsLock → Control
CapsLock はめちゃくちゃいい位置にある大きいキーであるにも関わらず日本語ユーザーはあまり使わないので Control に置き換えてしまおうということです.
また,1 ボタンで入力のモードが変わってしまうと間違えて押してしまうようなこともあり Control は副作用もないのでそういう意味でも最適です.
Control を多用しない人ならここに 半角/全角 を割り当てておくのもいいかもしれません.
CapsLock を Control にリマップするには,Microsoft が提供するCtrl2Capというツールを使います.
少し不思議な名前をしていますが,Control が CapsLock になるわけではなく,CapsLock が Control になります.
下のほうの項目では PowerToys というアプリでキーマップを変更するのですが,一部の管理者権限を必要とするアプリケーションの使用中や PowerToys の更新中はリマップされないので Ctrl2Cap を使用しています.
また,JISキーボードで CapsLock を PowerToys で Control に変更すると,Control が押されっぱなしの状態になってしまうという不具合もあります.
Control + Space → 半角/全角
USキーボードには 半角/全角 キーがなくて日本語を入力する際に困るので,USキーボードを使っているユーザーは何らかの形でショートカットを設定することになると思います.
Windowsの設定の Microsoft IME の項目から設定できます.
人によってどんなショートカットを使うかは分かれると思いますが,前述の方法で CapsLock の位置に Control キーを置いていると Control + Space は結構押しやすいのでおすすめです.
こちらも PowerToys で変更すると一部の管理者権限を必要とするアプリケーションの使用中や PowerToys の更新中はリマップされないので設定から変更しています.
Fn + F12 → CapsLock
前述のように CapsLock → Control をしているとたまに CapsLock を使いたくなった時に不便なので一応 CapsLock へのマップも用意しておきます.
自分が使っている ThinkPad は Lenovo のアプリから F12 の挙動を変更できるのでこれで設定しています.
Fn + F12 はたまたま空いていたから使っただけなので,使えない場合は PowerToys を使って適当なキーからマッピングしておくといいと思います.
Copilot → 無変換
個人的に JIS キーボードにある 変換 や かな はいらないと思うのですが,無変換 は結構有用だと思っています.
Microsoft Copilot などというものは買ってすぐにアンインストールしてしまっているので,Alt (Right) の横あたりにある Copilot キーを 無変換 の代わりに使うことにしました.
一応 F7 で 無変換 と同じ機能があるのですが 10個以上ある Function キーのどれがどれだったかなんて覚えられないので...(暴論)
これは PowerToys の Keyboard Manager で Win (Left) + Shift (Left) + F23 を IME Non-Convert にショートカット登録することで実現できます.
内部的には Win (Left) + Shift (Left) + F23 扱いを受けてるんですね...
Microsoft PowerToys
PowerToys は「パワーユーザーが生産性を向上させるためにWindowsエクスペリエンスを調整および合理化するための拡張ツール」らしいです.
https://github.com/microsoft/PowerToys
PowerToys はすごく機能が多いので初めてインストールした方は使わない機能はオフにしておいたほうがいいと思います.
まだプレビュー版で日々機能が増えていきます.
自分のおすすめの機能は以下の通りです.
- Color Picker
- File Locksmith
- Keyboard Manager
- Text Extractor
他にもいろいろな機能があるので是非いろいろ試してみてください.
おわりに
キーマップの変更というか便利機能の紹介というか,なんともよく分からない記事になってしまいましたが,誰かの役に立ってくれれば嬉しいです.
