昔のプログラムをサクッと確認したいだけなのに、Node.jsのバージョンが合わずにビルドでエラーを吐いてストレス。。。
という状況に陥ったため、
Node.jsのバージョン管理であるnvmをインストールして利用しました。
試した環境
OS: Windows 11
通常の方法での最新のNode.jsのインストール
Node.jsのダウンロードページから、Windows用のインストーラー(.msi)が配布されているので、
それを取得し、インストールを行う。
https://nodejs.org/ja/download/
Node.jsが正常にインストールされたかの確認
Windows PowerShellを起動し、以下のコマンドを実行しバージョン情報が表示されれば、成功です。
PS C:\shell> node -v
v16.17.0
nvmのインストール
こちらも、インストーラー(.exe)が配布されているので、取得しインストールを行う。
https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases
nvmが正常にインストールされたかの確認
Windows PowerShellを起動し、以下のコマンドを実行しバージョン情報が表示されれば、成功です。
※この記事を最初から試していた方は、一度ターミナルを閉じてから開き直さないと、コマンドが見つかりませんと表示されるので注意です。
PS C:\shell> nvm v
1.1.9
nvmでよく利用する操作の説明
複数バージョンを切り替えたいというニーズの場合に、必要となる操作を記載しておきます。
- 利用可能なバージョンのリストを取得
- 特定バージョンのNode.jsのインストール
- インストール済みのNode.jsの確認
- 使用するNode.jsのバージョンを指定
利用可能なバージョンのリストを取得
PS C:\shell> nvm ls available
| CURRENT | LTS | OLD STABLE | OLD UNSTABLE |
|--------------|--------------|--------------|--------------|
| 18.7.0 | 16.17.0 | 0.12.18 | 0.11.16 |
| 18.6.0 | 16.16.0 | 0.12.17 | 0.11.15 |
| 18.5.0 | 16.15.1 | 0.12.16 | 0.11.14 |
(以下略)
特定バージョンのNode.jsのインストール
[arch]はデフォルトでシステムのものが使われるので、特に指定の必要はありません。
PS C:\shell> nvm install (バージョン|latest|lts) [arch]
Downloading node.js version **.*.* (******)...
Extracting...
Complete
Installation complete. If you want to use this version, type
nvm use **.*.*
インストール済みのNode.jsの確認
*がついているものが現在使用されているもの
PS C:\shell> nvm ls
18.7.0
14.18.0
* 12.22.12 (Currently using 64-bit executable)
使用するNode.jsのバージョンを指定
[arch]はデフォルトでシステムのものが使われるので、特に指定の必要はありません。
PS C:\shell> nvm use (バージョン|latest|lts) [arch]
Now using node v**.*.* (******)
※以下のように、文字化けのエラーコードが出力された場合、Windows PowerShellを「管理者として実行」してください。
PS C:\shell> nvm use latest
exit status 5: �A�N�Z�X�����ۂ����܂����B
exit status 1: ���ɑ��݂����t�@�C�����쐬���邱�Ƃ͂ł��܂����B
他の使い方などを知りたい人は、helpを参照してください。
(存在しないオプションを指定すればhelpが表示されます。)
PS C:\shell> nvm help
Running version 1.1.9.
Usage:
nvm arch : Show if node is running in 32 or 64 bit mode.
nvm current : Display active version.
(以下略)