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Cloud Run 関数 × TypeScript 開発をしよう!Advent Calendar 2024

Day 3

Cloud Run 関数 × TypeScript 開発をしよう!【環境構築:Node.js 環境】

Last updated at Posted at 2024-12-04

まえがき

はじめに」でも書いたように、Dockerは使用しません
僕はDockerを使うやり方も行っていましたが、ローカルの方が圧倒的に楽に動かせる上に、実行速度とビルドの時間が明らかに早くなったのでDockerを使わずローカルマシンのみで動かしています。
個人開発想定ということもあってDockerでいちいち環境構築するのも面倒なので、ローカルマシーンに直に環境構築していきます。手元で node 使えた方が何かと便利ですしね。

余談

上述と似たようなことをフロントエンドのプロと思われる方がXで呟いておりました。ひょっとして自分先見の明ある?

nvmを利用したNode.jsのインストール

nvmとは Node Version Manager の略で、その名の通り Node.jsのバージョン管理マネージャーです。
Node.jsのバージョンを簡単に切り替えられるツールになります。

MacOSの場合、Homebrew経由でインスコするのは推奨されておりません。公式のガイド通り curl を使ってnvmをダウンロードしていきましょう。

Homebrew installation is not supported. If you have issues with homebrew-installed nvm, please brew uninstall it, and install it using the instructions below, before filing an issue.

ダウンロードスクリプトの実行
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash
~/.zshrcのリロード
source ~/.zshrc
ダウンロード確認
nvm -v
# 0.40.1 とかでたらOK

基本これで問題なくいけると思われますが、詰まった方は以下をご覧くださいませ。

Cloud Run functions での Node.js バージョン最適解

さて、nvmをダウンロードしたところでどのバージョンのNode.jsをインスコするかですが、以下のサイトを確認しましょう。

Node.jsのLTSである v22 のランタイムが 2024/12/4 日現在まだプレビュー版になっております。

スクリーンショット 2024-12-04 2.01.22.png

Node.js v20 でも問題ない?という話ですが、以下のドキュメントを見ると Node.js v20 のランタイムが非推奨になる予定日が 2026-04-30 と結構先になっており、しばらくは問題なさそうです。

スクリーンショット 2024-12-04 1.57.06.png

ということで Node.js v20 のランタイムを利用しましょう。
nvm上で Node.js v20 をダウンロードします。

提供しているバージョンの確認
nvm ls-remote

# v20.18.1   (Latest LTS: Iron) <- これを使う
Node.js v20 のインスコ
nvm install v20.18.1
インスコ確認
node -v

# v20.18.1

これにて Node.js環境の設定は終了です。
次回はTypeScriptの環境構築について説明します。

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