FreeBSD の起動時の画面モードがどうやらおかしそうだ
BSD デーモンかわいいですよね.球体に角の生えてる置物があったらほしいです.
インストール作業が一通り終わって再起動.
しかし再起動後の画面には先程までそこにあった解像度がありませんでした.
tl;dr
(私の環境では) /boot/loader.conf に下記追加:
exec="mode 2"
なんか突然めちゃくちゃ文字でかいですね
インストール作業中は引き締まったドットフォントの小さすぎるくらいの文字で表示していた FreeBSD くん.インストール作業が終わって再起動した瞬間に画面いっぱいを使って表示してくれたのは 80x25 文字の画面でした.更にそのまま続行していると vt のせいで画面がぐちゃぐちゃになります.
とりあえず
起動時のメニューで 3. Escape to loader prompt を選択します.次のようにプロンプトが出ます.このプロンプトではカーネルを読み込む前にいろいろできるようです.
Exiting menu!
Type '?' for a list of commands, 'help' for more detailed help.
OK _
とりあえず ? してそれっぽいものを探します.今回のそれっぽいものは mode
です.
mode — change or display EFI text modes
mode
すると利用できるテキストの行と桁の一覧が出ます.一覧に表示される要素は環境によるんじゃないでしょうか.こんな感じに:
OK mode
mode 0: 80 columns, 25 rows
mode 2: 240 columns, 56 rows
mode 3: 100 columns, 31 rows
mode 4: 128 columns, 40 rows
mode 5: 160 columns, 53 rows
Select a mode with the command "mode <number>"
OK _
それっぽいのを選んで mode
<number>
します.こんな感じに:
OK mode 2
いい感じに表示されましたか?
起動
そのプロンプトで boot
するとカーネルが読み込まれて起動します.多分.ね?
OK boot
毎回やるのは面倒なんじゃい
/boot/loader.conf に設定を書き書きすれば良いようです.exec="hogehoge"
と書いてやるとさっきのプロンプトで hogehoge
を実行することと同じなようです.今回実行したコマンド mode
<number>
を自動でしてくれるようにお願いしましょう.
# ed /boot/loader.conf
0
a
exec="mode 2"
.
w
14
q
そして再起動します.
# reboot
おわり
おわりです.