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pyenvでM1チップ対応のanacondaが出ていたのでMacBook Pro (M1)を初期設定

Last updated at Posted at 2022-07-29

2021/12にメインマシンとしてMacBook Pro (M1)を手に入れたのですが半年間塩漬けでした。
というのも、pyenv経由でanacondaを使用したかったのですが、anaconda3-2022.05までM1 Macに対応してくれなかったからです。
これまではMacBook Pro (13-inch, 2017)を使用していたので、5年ぶりの乗り換えです。
VScodeでJupyterを使用してのPythonの環境構築がメインです。

環境

MacBook Pro (14インチ、2021)
macOS Monterey (12.5)

初めに作業する方がいいこと

・OSを最新のバージョンにアップデート
・デフォルトのアプリをApp Storeでアップデート
・使用しないアプリの削除。(ストレージの容量は十分なので何を何で消すかを考えるのにも時間がかかると思い、今回はしません。)

1. iTerm2

https://iterm2.com/
からインストール
ターミナルのエミュレータですが、評判いいので使用しています。今後の環境設定で使用するので初めに入れます。

2. Homebrew

以下の指示に従ってiTerm2からインストール
https://brew.sh/index_ja.html
その流れの中でXcode Command Line Toolsなど必要なものはインストールされる。
iTerm2内に表示される指示通り以下のコマンドを入れてパスを通す。

% echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/hoge/.zprofile
% eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

今更ながらですが、マックのデフォルトシェルはzshに変わってたのですね・・。
Xcodeは確認すると12.6GBもあったので(5年前は5Gちょっとだった)、必要にかられるまで入れないことにしました。

インストール後念のため

% brew update # homebrew自体のアップデート
% brew doctor # 諸問題の検出
% brew upgrade # インストールしたパッケージのアップデート

を行う。

3. Python環境

Anacondaを使用したいのですが、直にインストールするとhomebrewと競合する、という話が解決されているのかわからないので、pyenvを使用して入れることにします。

3-1 pyenv

Pythonのバージョン管理ツールです。
以下の公式に従ってインストールします。
https://github.com/pyenv/pyenv

% brew install pyenv # pyenvのインストール

% echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc # パスを通す
% echo 'command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
% echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc

% exec "$SHELL" # シェルの再起動

% brew install openssl readline sqlite3 xz zlib tcl-tk # "Troubleshootingに推奨されているsane build environmentを作るコマンド。

3-2 Anaconda

% pyenv install -l

で最新のanacondaを確認。バージョンの表記が、major/minorからyear.monthへ変更となっていたよう。anaconda3-2022.05が最新で(2022/7/29現在)M1 Macに対応したと考えられるので、これを入れる。

% pyenv install anaconda3-2022.05 # インストール
% pyenv global anaconda3-2022.05 # anacondaに切り替え
% pyenv versions # 切り替わったのを確認

必要なパッケージのインストール

% conda install cartopy # 地図を作図するのに必要
% conda install netcdf4 # netCDFファイルを読み込むときに必要
% conda install pandoc # markdown -> word

3-3 Visual Studio code

以下の公式からダウンロード
https://code.visualstudio.com/

機能拡張

  • Japanese Language Pack for Visual Studio Code
  • Python
    "Select a Python Interpreter"を選択するとpyenvでインストールしたanaconda内のpythonが選択できる。
  • Rainbow CSV
  • zenkaku
  • Git Graph
  • Error Lens
  • indent rainbow
  • Trailing Spaces

4 その他

  • ZOOM

  • Box Drive
    M1チップ用はまだパブリックベータのようです。

  • Grammarly
    リアルタイムの英文校閲ソフト。有料ですが、重宝しています。

  • AppStoreでダウンロード
    CotEditor
    OneDrive
    Toggl Track
    現在の作業にかかっている時間を表示させます。決めた時間で休憩するのに便利です。
    OmniGraffle

  • Alfred

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