CentOSを日本語化するための手順を記載します
環境
・CentOS 6.x
前提
・root権限を持っている
・vi コマンドが利用できる
日本語化
CentOS 6をインストールするとこのような英語メニューになります
画面の余白(ブルーの箇所)で、マウスを右クリックし、
メニューから(Open in Terminalを選択して)ターミナルを起動します
root にスィッチし、以下のコマンドを入力します
なお日本語キーボードを利用している方は、OS上キーボードがまだ英語モードなので
"(ダブルクォーテーション)は「Shift + 2」を押しても挿入できません
(私の環境では @ になりました... in VMWare Fusion on MBA Japanese KeyBoard)
"(ダブルクォーテーション)は、「shift + :(コロン)」で入力します
もし入らなければ、適当に文字を打って探します
$ su
Password:
# yum -y groupinstall "Japanese Support"
日本語化パッケージのインストールが開始されます
Complete! が出たらインストールは完了です
次に、スクリーンとキーボードの日本語化をおこないます
# vi /etc/sysconfig/i18n
LANGが en_US.UTF-8
を ja_JP.UTF-8
に変更し保存します
:(コロン)は、「Shift + ;(セミコロン)」で入力できます
日本語キーボードを利用している場合は、続いて以下を実施します
# vi /etc/sysconfig/keyboard
KEYTBLE と MODEL と LAYOUT を以下のように変更します
KEYTABLE="jp106"
MODEL="jp106"
LAYOUT="jp"
KEYBOARDTYPE="pc"
保存後、マシンをリブートします
再起動後、ログインすると以下ダイアログが表示されます
「次回から表示しない」にチェックし、希望のボタンを押下します
私は日本語ディレクトリ名が好きじゃないので「古い名前のままにする(K)」にしています
ここで日本語ディレクトリにすると mv コマンドで簡単に英語名に戻せないので注意が必要です
メニュー含め、日本語化されてることを確認します
ターミナル(端末)を開き、キーボードが日本語化されているか確認します
先ほどまで入力できなかった、コロンとかイゲタとかビックリとか入れてみます
以上です