今回は、ある設備の接点情報をクラウド上で監視したいと依頼を受けましたので、
SORACOM社が提供しているIoTゲートウェイのSmartFitPRO Basicスターターキットを使用して、
クラウド監視システムを構築しました。
システム概要
構成としては、SmartFitPROに接点入力を行い、SORACOM Harvestを経由して、
SORACOM Lagoonでデータを表示させます。
ハードウェア
・SmartFitPRO SRL-420-CM1A
・アナログ入力用ケーブル KHF0000075-01
・接点入力用ケーブル KHF0000076-01
・Type-C 充電器(電源用)
ハードウェアのセットアップ
1、本体の蓋を開けてSIMカードを挿入します。
※挿入方法はメーカーさんの取説に記載されていますのでそちらを参照して下さい。
2、ケーブルをそれぞれSmartFitPROに接続します。
ハードウェアの設定は以上です。
なお送信間隔はデフォルトで10秒になっているので、
変更したい場合は、旭光電機様が提供している「SmartFitPro設定ツール」を使用して、
パラメータ変更を行って下さい。
SORACOM側(クラウド)の設定
1、https://auth.soracom.io/login/
にアクセスして下さい。
2、注文時に登録した、メールアドレス・パスワードを使用してログイン。
3、ログイン後、左上の「SORACOM Air for セルラー」のSIM管理を選択。
4、今回使用するSIMにチェックマークを入れて、操作をクリック。
7、また使用するSIMを選択し、操作>所属ブループを変更
を選択します。
8、今回は新しい所属ブループでRUNを入力し、グループ変更をクリックします。
10、SORACOM Harvest DataをONにします。
クラウドの設定は以上です。
SmartFitPROの起動
2、あとは自動起動して、定期間隔でSORACOM Harvest Dataにデータを送信します。
SORACOMLagoonの設定
1、SORACOMLagoon>プラン&ライセンスパックからFreeを選択し、利用を開始して下さい。
2、あとはSORACOMLagoonのサイトに入り、画面をカスタマイズ。(こちらは説明はぶきまs)
まとめ
今回初めてSmartFitPROを使用しました。
簡単な設定でクラウド上にデータを送信できるので、
おすすめです。
SIMに関しては、plan-D(LTE-M系)は使用できるがLTE系は使用できないなど
制約がありますのでご注意下さい。