背景
マルチエージェントシステムについて触れる機会があり、
その構造から、マイクロサービスやシステムオブシステムズのような分散自律駆動型の特性を感じました。
ただし、いきなり最初からその導入は、
無法地帯の中で「自由勝手に動いていいよ~✨」というようなもの
そのため、その脅威を想定して、私は以下のように仮説を立て、
Geminiとやり取りする中で得た気付きをログしてここに残します。
前提条件
前提として、すでに私が過去の案件で使ってきた、ザックマンフレームワークなどと近い、
UAFという汎用的なアーキテクチャ構築の思考プロセスに使うフレームワークの知見をいろいろGeminiに食わせています。
その辺のUAFの内容は書くと、長くなるので端折ります。
やり取り①
私の投げたプロンプト
マルチエージェントシステムについての質問です。
わたしはこれは、マイクロサービスのコレオグラフィのようなアーキテクチャだと感じています。まずはここの理解の精査をして。
そしてその次に、いきなりAIで自律的アーキテクチャを考えるのではなく、
まずは人間が作る非AI型オペレーションである、中央集権的オーケストレーションサーガなワークフロー で運用しつつ、不確実さがどこに潜みやすいのか?の傾向を継続発見し続けていった上で、
徐々に不確実さをコントロールできるようになってきた【秩序よりも自律駆動的な俊敏性】の求められる部分に対してのみ、徐々にAIエージェントを導入して、少しずつオペレーターを人や従来システムからAIエージェントにしていく(つまり、UAF的に言うと、Operational PerformerをAIエージェントで実現する方式に置き換える)方が安全ではないですか?
いきなりマルチエージェントは、ガバナンスを効かせることも難しく、無法地帯だいぶ危険な香りしかしないので。
Geminiからの返答
Gemii君からの返答を画像で貼っておきます。
やり取り②
私の投げたプロンプト
なんだか、マイクロサービスのコレオグラフィではなく、どちらかというと、マルチエージェントシステムは、企業の壁を越えて、独自のライフサイクルで運用されるシステムオブシステムズのような構造に近いですか?
Geminiからの返答
やり取り③
私の投げたプロンプト
なるほど、だからUAFのOperational Performerの持つ責務の段階的なAIエージェントへの移行の考えは、より安全にAIに役割を置き換えるために必要と言えるわけですね。
Geminiからの返答
やり取り④
私の投げたプロンプト
フェーズ1から2の段階では、もともとのオペレーターの責務を担っていた人々を人事異動などで移動させてしまうと、せっかく運用で培ってきた知見が白紙になってしまい、安全にフェーズ3までの移行ができなくなると考えられます。
ましてや、フェーズ2では、人間オペレーターとAIとの密接な連携が不可欠と考えられます。
その段階で、フェーズ1で培った知見がないのは致命的なはずです。
よって、この段階的移行の際には、知見がないまま人事異動がされないようなアーキテクチャも必要ではないでしょうか?(もちろん、一切人事異動をさせてはならないという意味ではないです。)
また、フェーズ3においては、人間オペレーターが例外的対応に専念できるように、もともとのフェーズ1でオペレーターを担当していた業務への知見が豊富なチームの人々に、自律実行役のAIエージェントの所有権を持たせるべきではないでしょうか?
Geminiからの返答
やり取り⑤
私の投げたプロンプト
つまり、段階的にガードレールを整備し、不確実さをコントロールできるようになった領域かつオペレーション自体が複雑さを伴うような、差別化領域であるコアドメイン業務部分から優先的にAIエージェントに業務を担わせる感じ?
Geminiからの返答
結論
所感は、
「UAF使ったアーキテクチャ戦略、マジここでも威力発揮すんの?!」
という感想です。
自律的に動く特性上、ガバナンスという
「こういう挙動は許しません。」というガードレールの整備は必須です。
そのためには、
いきなり最初からマルチエージェントシステムアーキテクチャを構築したらダメ。
危険すぎます。
段階的に、ガードレールを整備し、
不確実さをコントロールできるようになった領域 かつ
差別化領域であるコアドメイン から優先的に
AIエージェントに担わせていきましょう。
そして、何より大事なのは、
論理的なオペレーションの役割と、
人にやらせるのか?それともAIさんにやらせるのか?といったリソースを特定した
物理的アーキテクチャの階層は明確に分離すること。








