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【Unity】親についてこない子の作り方

Last updated at Posted at 2024-09-18

はじめに

uGUIでマスクの処理をする場合、マスクオブジェクトの子として対象を入れなければならず、動かすと中身も一緒について来てしまいます。
そんなときに使える便利コンポーネントのご紹介です!

今回やりたいこと

透視できる機械のようなものを通してスライムの中が見えるようにしたい
ユーザーが操作して任意の場所を見ることができる

理想

sample_2.gif
口の方から徐々に動かして人だ!
みたいに見せたいです

現実

sample_1.gif
普通に実装すると骨も一緒について来てしまいます。
これでは最初から何がいるか丸わかりですね、、、

やり方

まずこのよう構成で作成します
通常のマスクをかける場合と同様です
スクリーンショット 2024-09-17 9.55.47.png

メインとなるスライムの画像
スクリーンショット 2024-09-17 13.55.35.png

マスク
スクリーンショット 2024-09-17 13.55.49.png

マスク対象
こちらが今回のポイントです!
Position Constraintをつけています!
スクリーンショット 2024-09-17 13.58.46.png

SourcesにSlimeを設定することで、親であるマスクの位置に追従させずSlimeの位置に追従させています
(微妙な位置の調整はPosition Offsetなどで行っています)

これでスライムにとんでもないものを食べさせてみんなを驚かせられます!

他にも

Freeze Position Axcesのチェックを外すことで、特定の方向のみ追従させるなどもできたりします
sample_3.gif

おわりに

今回のような構成でマスクをライトに見立てて何かを探すなど、表現の参考にしてもらえると幸いです!

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