はじめに
さて、作る気なかったんですが、コンテストに参加してください、という要望を受けまして、その条件が SHMUPS、つまりシューティングだったので急遽作りました。曲も使いまわしで手軽に、と思っていたのですが、何気に曲も新曲で、それなりに作ってしまいました。
ただステータスは未だベータ版。いつ正式にするかは考え中。アップデートしようと思っているところだが、もういいか、となったらこのまま正式版にする予定です。
Scratch はプログラムやグラフィック、音楽も全て公開されているので、興味ある方は見てみてください。
本題
ゲーム紹介
前回作った The Space Mission R の続編、スピンオフ(サイドストーリー)的な位置付けです。
内容紹介
ストーリー
B 国に到着してから 2 か月後、Mr. Space Red ことあなたは、B 国の大臣からいくつかの惑星を救うように頼まれました。
彼は、B 国にとっても非常に重要な物資であるパワーベルを宇宙帝国が盗んでいると言いました。
彼は、パワーベルの多い惑星が 3 つあり、それらを救うことが急務だと言いました。さらに、戦闘に必要なパワーベルを入手できれば使用できるとのこと。
あなたは改良された戦闘機 Zeno でそこへ行くことにしました。
オープニング~オプション選択
サムネイルから The Story を表示し、そこからさらにシームレスにタイトル画面へ移行します。最近、こういうサムネイルからちゃんとつながるような作りが自分の中で流行りです。
サムネイル | The Story | オープニング | ||
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➡ | ➡ |
Settings を選ぶと、オプション選択画面に移行し、設定後 SPACE キーで戻ります。
自機の数、難易度、音量、初期バリア強度が選択できます。今回は、デフォルトで初期バリアが 3 ほど装備されています。
ゲーム・スタート
Start を選択してゲームスタートです。
今回はステージの進捗ガイドとステージの簡単なイメージ図が挿入されています。各ステージのボスを撃破することで次のステージに進みます。
Stage 1,2 ... Water - Beautiful & Cool
美しい水の惑星。
Stage 3,4 ... Volcano - Hot & Violent
荒々しい火山の惑星。
Stage 5,6 ... Forest - Vital & Silent
静かだが生命力あふれる森の惑星。
ガイドが出た後、ビューンと飛んできてゲームスタート!
パワーベル
前回のシステムとは変わって、パワーベル取っただけでは選択肢が変化しません。自分で x
キーを押して好きなパワーアップを選択できます。ただし、パワーアップに必要なベルの数がパワーアップごとに決まっていますので、その数集めてパワーアップです。
選択肢 | 概要 |
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|
今回は、爆撃された際にパワーベルの数が引き継がれるので、残しておくと復活した際に装備をある程度整えられたりします。
レーザービーム
今回の目玉です。前回は無かったレーザービーム。見た目の派手さだけで使いたくなります。
ただ、実は 1 Hit 分の攻撃力は若干弱めの設定です。今回、武器ごとに強さを設定してあり、通常のバルカンを 1 とするとホーミングミサイルが 5、レーザービームは 0.7 程度です。が、当たっている最中はダメージを与え続けるので結果強力な武器ではあります。また、何でも貫通するので後ろの敵にも等しくダメージを与えられます。
弱点としては、後ろには攻撃できないという点と、オプションからは撃てないという点です。ただし、レーザービームを使っているときは、オプションからはバルカンが発射されるので横方向の敵なども倒せます。
ホーミングミサイル
ホーミングミサイルは今回の武器の中で一番強力です。オプションからも発射します。レーザービームとこっちとどっち使うか迷いますが、どっちも強力なので好きな方で良いでしょう。派手さが好きな人はレーザービームで。
バルカン
バルカンも前回よりも守備範囲が広がり、前後左右に拡張できます。
巨大戦艦
Volcano は真っ赤なステージ。中心にある黄色いコアを撃破だ!
各ステージのボスは巨大戦艦です。砲台を倒すのではなく中央の黄色いコアを破壊する必要があります。コアを破壊すれば撃沈です。
中の説明
曲紹介
で、いつものように曲紹介いきましょう。今回は Introduction 使ってる...というかニューアレンジしてみました。
今回はいつも以上にメロディよりもギターリフ中心の曲になってます。
ちなみに、曲だけなら ここ で聞けます。こういう音楽だけのプロジェクトもあります。詳細は以下参照。
Take Action - New Arrange of 'Introduction'
- スラップベースでハネハネするようにアレンジ
- 元々のベースズンズンだけのヘヴィな感じから派手な感じにイメチェン
- ピアノもシンセもギターも重ねて思いっきり派手に
Get Ready For The Fight
- Megadeth でこんなリフがあったような、という感じで Megadeth のギターリフをイメージ
- ただ、E メジャーでメロディを乗せてみたらギターのザクザクした感じをいい意味で裏切って想像以上にポップな曲になった
- 最初はヘヴィな感じに聞こえていたものが、(ループ前提なので)1 周回って戻ってくると同じリフでも何となくポップに聞こえるのが面白い
Maybe I'm Alright
- これもどっかで聞き覚えのあるリフをイメージ
- こんな感じ(うろ覚えのイメージ)で曲を作ると、実はオリジナル曲ができてしまう、というマジック
- メロディは別の曲調のためにストックしていたものだったのだが、試してみたらピッタリだったので使ってしまった
Power Of Soldier
- イントロは Megadeth の Skin O' My Teeth をイメージ
- しかし、今聞いても超かっこいいな!!
- なお、By the skin of my teeth というのは「歯の皮の差で」という表現ですが、日本語で言うと「首の皮一枚で」と同じ意味で、ぎりぎりで、かろうじて、という意味です
- ただ、ドラムもギターも違うものにして、雰囲気とイメージだけ流用
- 結果、全然違うイントロになり、今回の曲の中で一番メロディ中心の曲になってます
Dream Is Over
- ゲームオーバーの曲を即席で作ったんですが、メジャーキーなのにちょっと憂いのある感じ、を狙って
- フルートの音色も結構いいです
プログラムについて
色々ライブラリ化したものを使ってこさえました。だいたい以下のものを使ってます。ライブラリ化って大事。これがあったおかげで 2 週間くらいでここまで仕上げました。音楽やグラフィックは大変ですけど。
主要リンク
よろしくお願いします。