Linuxbrewを使おう!
本記事の目的
管理者権限をもたないアカウントでサーバにさまざまなコマンドをインストールし使いやすくする
まえがき
Linuxbrewは管理者権限なしでインストールすることができるパッケージマネージャだ!
http://linuxbrew.sh/
これを使うことで管理者権限を付与されていないアカウントでも、サーバにいろいろなコマンドをインストールできる。
でははじめよう!
Linuxbrewのダウンロードと設定
環境変数をいじる
下記はtcshを使う場合である
bashを使っている場合は http://linuxbrew.sh/ に設定方法が書いてあるのでそちらを参考に設定してください。
下記を~/.tcshrcに書き込む
プロキシも設定しておく(optional)
# Linuxbrew
setenv PATH $HOME/.linuxbrew/bin:$PATH
setenv MANPATH $HOME/.linuxbrew/share/man
setenv INFOPATH $HOME/.linuxbrew/share/info
# SET PROXY
setenv http_proxy "your.proxy.com:8080"
setenv https_proxy "your.proxy.com:8080"
setenv ftp_proxy "your.proxy.com:8080"
setenv HTTP_PROXY "your.proxy.com:8080"
setenv HTTPS_PROXY "your.proxy.com:8080"
setenv FTP_PROXY "your.proxy.com:8080"
設定させた環境変数を反映させるために、
source ~/.tcshrcとするか、一度ログアウトして再ログインする。
ダウンロード
$ git clone https://github.com/Linuxbrew/brew.git ~/.linuxbrew
確認
下記のように表示されればOK
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
さっそく使ってみる!
これで好きなコマンドをインストールできるようになった。
$ brew install pyenv tmux go htop coreutils
Vimは下記コマンドでインストールするのがおすすめだ。
$ brew install vim --with-lua
おまけ お掃除
ダウンロードしたソースコード等を除去する
$ brew cleanup
まとめ
Linuxbrewを使えば、
- 面倒な依存解決が楽になる
- 管理者権限なしでいろいろなソフトをインストールできる
- たまに使えないパッケージがあるため注意が必要